視力検査って、なんか運ゲーです。調子のいいときは1.5、スカを引いたときは0.9。平均して、1.0から1.2のあいだで落ち着いています。この年代では、比較的視力のいい方のはずですが、細かい文字は見えづらくなりました。校正の仕事には、老眼鏡と拡大鏡が欠かせません。今日も、「ボタニカルデザイン」なることばが出てきました。まさか、「ポタニカル」になっていないよな? 老眼鏡で覗きこみます。最近の印刷物は、 . . . 本文を読む
摩耶山に通い始めて、はや十一か月。神戸に通うのは仕事も含めて年数回だったのが、今や毎週ペースです。摩耶山に行くときは、いつも王子公園駅ですが、そのとなりの六甲から登る上級者向けルートもあります。登りは急登、下りは道迷いしやすいルートのようですが、六甲駅を降りてすぐの場所に温泉があるのが魅力です。阪急西宮北口駅で梅田発の特急から各駅停車に乗り換えるのですが、六甲駅に気になる看板があります。労組の現役 . . . 本文を読む
本業のライターは年数回のレギュラーを除けば開店休業状態で、今は校正・校閲の仕事がメインです。私としては、「文章も書ける編集者」というスタンスでやってきました。アナログ時代の話になりますが、イラストや写真、図版・図表、写植・製版・印刷、アッセンブリやセット作業、納品のトラック便まで手配できるライターって、希少価値だったのです。.DTPの時代になり、写植・製版は過去のものになりましたが、内職や物流など . . . 本文を読む
年の瀬も迫ってきました。以前は、この季節ともなれば、お客さんや取引先にカレンダーを配ったり、逆にいただいたりしたものでしたが、最近は企業カレンダーを見かける機会も少なくなりましたね。銀行や大手メーカーくらいではないでしょうか。2008年のリーマンショックのころが、時代のひとつの区切りだったでしょうか。不況で企業の広告宣伝費削減が進んだ一方で、インターネットが一挙に普及しました。スマホが台頭するのも . . . 本文を読む
コンピューターかプリンターかサーバーか。それともコンピュータかプリンタかサーバか。音引き記号を残すか、省略するか。これは悩みどころです。個人的には、どっちだっていいよね、と思います。しかし同じ媒体の同じページのなかで、「コンピューター」と「コンピュータ」が混在していたら、気持ち悪いですよね。校正としては、どちらかに統一するようにアドバイスします。個人的には音引きは省略するかな。そちらのほうがスマー . . . 本文を読む
3連休明けの10月10日は、午後休を取得しMRI検査でした。そんな私のところに、超特急の仕事が舞い込んできたのです。……と、昨夜書いたはずの日記が、朝目覚めると、どこかに消えてしまいましたよ。ほむらちゃんも大ショックです。でも、この記事を書き終えたあとで、見つかりました。よくあることです。ま、うっかりさんの営業に対する愚痴や、弊社の半休制度や時間休制度の説明など、どうで . . . 本文を読む
さて、これは前夜にアップした予約投稿です。私はいまごろ、きちんと摩耶山に向かっているでしょうか?それとも、まだ寝ているでしょうか?今日は記事を更新できるかどうかわからないので、先日のカピパラちゃんクイズの解答編です。これ、実際の誌面ぽく再現したら、もう少しリアクションをもらえたかなと思います。Twitterの毎日新聞校閲室の校閲クイズ、おもしろいですよね。しかし実際の誌面を出すわけに行かず、ダミー . . . 本文を読む
糖尿病患者なので、半年に一回、眼科で定期検査があります。糖尿病網膜症のステージ1で、ただいま経過観察中です。今のところ、網膜症の進行は食い止めています。さらに、視力検査も、右1.5 左1.2と、若いころと変わりありません。まあ、視力検査も、後半はほとんどぼやけてしか見えず、カンで答えているだけなんですけどね。いまの私が校正を担当するお客さんの媒体は、本文は約10Q、キャプションは約7Qです(1Q= . . . 本文を読む
今日、表くろまっく(しろまっく)を知る人はご存知の2月発行(できたらいいなあ)の某誌連載の原稿を入稿しました。シリーズ全体では連載8年のロングランです。昼過ぎには入稿の予定だったのですが、文字数を間違えていたことに気づきました。2行削るだけですが、すでにギリギリの状態なので、全体的に手を入れてバランスを取っていかないといけません。まあ、2行バサッと削るだけで、かえってスッキリしたものもありましたが . . . 本文を読む
昨日の続き。鶯茶も、その代案の鶸茶も、初めて使う色だった。お客さんも感心していたが、20年近くやっていると、ネタも尽きてくる。「黒さん、この色、去年も使っていますよ」とデザイナー氏に指摘され、「さよか」と、「海老茶」を同一色で漢字表記が異なるだけの「葡萄茶」(えびちゃ)に差し替えるなど、よくあることだった。和歌でも花札でも、「梅に鶯」というが、これはメジロとウグイスを混同したのだろうといわれる。メ . . . 本文を読む