れんちゃんへ
いやしんぼのお父さんが自主的に絶食なんて、心配かけちゃってごめん。
かれんちゃんが泣きながらこっそり電話入れてくれたんだね。お姉ちゃんゆずりの「へいわのうた」を歌ってくれたときは、明るく気丈に振る舞っていたのに。しっかりして見えるけれど、まだ6歳なんだね。
かれんちゃん、ようやく眠りについてくれた。れんちゃんのメール、そして彼女の天使の寝顔が最高のくすりだよ。
痛みは18時に飲んだ痛み止めで一服している。服用は6時間おきだから、ほんとうはけさ4時、10時、16時にも飲めたんだ。回復を早めるには運動量が必要で、そのためにも痛み止めを飲みながらリハビリしていくという治療方針が、看護師さんには共有されていなかったらしい。ベッドから起き上がり、数メートル先のトイレまで往復するだけで、摩耶山を登り切ったのと同じくらいのダメージがある。痛みも息切れも止まらない。
しかし、今日は、痛みよりも吐き気とのたたかいだった。いつもなら…最近はやらないけれど…指を喉の奥につっこめば、自然とリバースできるのに、今日は腹に激痛が走ってむりだ(そういえば、『叛逆』のほむらの「リバース!」、マミさんとまどかのティロ・デュエットにキレて「げろげろ」といっているように見えるのは、私だけだろうか)。
昼食はおかずだけ食べて、おかゆ400gは2/3以上残した(まさか、絶食丸4日、術後5日なのに、白米の炊き損ないみたいな全粥が2膳分出てくるとは思わなかった)。それでも、夕方になっても、胃に滞留したままで、げっぷをすると、メインだった鯖の味がする。生ぐさくていやな気分だ。
吐き気マックスで、トイレに行って、二度、三度、トライしても、100ccも戻せなかった。水分の補給は必要だし、薬も飲まないといけないから、胃はタポタポするばかり。
さっきのトイレで、げっぷをしたら、食べもののかけらも一緒に出てきた。鯖のかけらだった。
最初、糖尿病で通ったのは、この病院だったんだよ。でも、1、2年で通院をやめたのも、通いの先生はやる気がなく、管理栄養士のいうことも時代遅れでゲキまずメニューしか指示を出さないし、いくら処方箋を無くしたからといって公衆の面前でキレて怒鳴り散らす看護師さんがいたからなんだ。本音では、できれば、お世話になりたくはなかった。
鯖の西京焼そのものは、おいしかった。
しかし、自分や家族が病気のとき、脂が多くて消化が悪い鯖を出すかな? 解せない。8時間近く胃に滞留したこの鯖のかけらをリバースして、少し、楽になった。でも、かれんちゃんと一緒に飲むのを楽しみにしていたトマトジュースや乳酸菌は、いま飲んでもすぐ戻してしまいそうだ。明日以降の楽しみにしておく。
まだ眠剤が効いてこなくて、前置きが長くなってしまった。
一年前の記事にリンク。クロちゃんにもマヤーにも早く会いに行きたいよ。さすがにこの痛みがいつまでも続くことはないだろうと祈る。
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