公募展出展作品【珊瑚の月が昇る日】。
評価得られず、撃沈。
自惚れ半分、昨年の他美術展受賞からの過信で見失っていたものがあったのだろう。
反省と納得いかぬ悔しさが交差するが、素直に受け止めれる清々しさもある。
やけに余裕感があるのが気持ち悪くもあり、不思議でもあり、心強い。
通知をいただいた瞬間は、現実なのか?と真っ白になった。
良く云えば、良薬苦しであるも、煮えきれない疑問を飲むのも確かか。
直接の審評を聞けないことは、どう?反省点へ変えればいいのか?
以前から公募展選外への疑問はあったけど、
その不明な評価が何なのか?
それを探ることが、自らを見つめ直すきっかけとなると感じるようになった。
次への出展を積み上げていくことで、答えが明きらかになっていくんだろうな。
その一方、今回がすべての評価ではないということも云える。
ある少数の評価をすべてというのは、
表現をする上で、可能性、未来性を閉じ込めてしまう恐れもある。
僕は、ある程度、評価を積み上げさせていただいたので、
他の評価とのバランスで、次へのステップへ上がる力を信じていけるのだが、
駆け出しの若者達にとっては、このひとつの評価に執着し、
挫折感だけを味わうことが多いだろう。
僕も、歩んで来た道である。
たった一つの評価だけで、自己の表現に蓋をして欲しくないと願う。
たとえ、日本国内で酷評を浴び、幾度のチャレンジが見向きもされないとしても、
世界では絶賛される評価をいただくかもしれないのだ。
壁にぶち当たるからこそ、前へ進める。
未来が見えて来る。
『今回は駄目だった』と息子に話すと
『今度は世界へ出展したら?』と云われた。
息子の方が、上手である(笑)
凹むことも大事、その後の立ち直りはもっと大事。と息子に云ってきたのが、
今度は、息子に云われたようで・・・
昨年から、十数年ぶりに、美術展や公募展にチャレンジすることにした。
15年くらいは、美術展での評価を避けていた。
避けていたというより、その評価よりも目の前の方々の為の創作を優先してきたからだ。
個展やギャラリーなど、表現環境は整っていたので、
常に評価されることに慣れてしまっていたようだ。
ある日、フッと気づくと?今まで避けていたことが鮮明に見えてきた。
敢て、その嫌な所に身を投じてみよう?そんなことを想うようになった。
刺激が欲しかったのか?叱られてみたくなったのか?
恥もかいてみたくなったのか?
回帰することで、これからの半生の筋書きを描きたかったのかもしれない。
昨年の出展作品よりも、新しい表現を取り入れて、
自分なりの得意な技法で表現したので、
過信とわかってはいるけどね、正直、入選には自信があった。
この作品が評価されないのなら、今までを否定しなくちゃいけないのか?
そんな怖さを天秤にかけながらも、出展するからにはと自信を持って挑んだ。
今も、まだ、『何故?』という想いが強いけど、
この疑問を糧にして、再挑戦したく想う。
そして、世界へ!新たなる価値感の場へも挑戦していく決意を抱く。
7月の出展にも挑みます。
では!toi toi toi♪
鉄造形/今岡ヒデノリ
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