白ペンキ文字のサイン。
宅配便の方が、
荷物がどっちなのか?
たまに困っていらっしゃったので、
棟のドアに、
それぞれに描いてみた。
小さな文字は、
なんだか面白い。
一見、見過ごしてしまうけど、
見つけてしまうと、
とても吸い込まれていくことがある。
フォントがオリジナルなら、尚更。
その文字の意図に
物語を探してしまう。
そんなことに、
気づいた。
小さな白ペンキ文字の
作品展をやりたいと、
暇みつけては、
錆鉄や鉄、古木や無垢材、
石やシーガラス、流木、
色んな素材に
描いてみる。
言葉選びも面白い。
駆け出しの頃、
鉄板に、
エルビス・プレスリーの
ラブミーテンダーを
一文字ずつ刻印して制作した
「鉄のラブレター」という作品を
思い出した。
2月に予定している
企画展は、
小さな白ペンキ文字展で
いきたいと思います。
KUROGANE-YA
彫刻/造形作家
hidenori_imaoka