kurogenkokuです。
242冊目は・・・。
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日本人へ 国家と歴史篇
塩野七生 著 文春新書
塩野七生さんの本は以前もご紹介しました。
「日本人へ リーダー篇」
http://blue.ap.teacup.com/motokuni/2876.html
この本を読んで、最初のうちは「つまらないなぁ」なんて思ったりしていたのですが・・・。
ところが注意して読むと、非常に鋭いメッセージが節々に登場して惹きつけられてしまう、不思議な本です。
やっぱり影響力のある方だなぁなんて思ったりしてしまうわけです。
(記憶に残ったフレーズの一例)
・「侵略」戦争か「征服」か。その違いは、ただ1つ。勝ったか負けたかによると思っている。
・全員を救おうとすれば一人も救えなくなるという、人間社会の厳しい現実
・勝つのに最も効果的な方策は、敵が予想もしていなかった戦術を用いたとき
【目次】
Ⅰ
後継人事について
葡萄酒三昧
「ローマ人の物語」を書き終えて
女には冷たいという非難に答えて
世界史が未履修と知って
遺跡と語る
「硫黄島からの手紙」を観て
戦争の本質
靖國に行ってきました
読者に助けられて
夏の夜のおしゃべり
安倍首相擁護論
美神のいる場所
歴史ことはじめ 葡萄酒篇
歴史ことはじめ チーズ篇
Ⅱ
滞日三題噺
ブランド品には御注意を
バカになることの大切さ
ローマで成瀬を観る
夢の内閣・ローマ篇
夢の内閣・ローマ篇(続)
漢字の美しさ
福田首相のローマの一日
サミット・雑感
オリンピック・雑感
“劣性”遺伝
開国もクールに!
雑種の時代
Ⅲ
一人ぽっちの日本
海賊について
拝啓 小沢一郎様
イタリアが元気な理由
地震国・日本ができること
昔・海賊、今・難民
現代の「アポリア」
ソフト・パワーについて
八月十五日に考えたこと
円の盛衰
戦略なくしてチェンジなし
価格破壊に追従しない理由
「仕分け」されちゃった私
仕分けで鍛える説得力
「密約」に想う
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