モトログ ~ある診断士の終わりなき挑戦~

生涯忘れることのできない方の「慰労会」


kurogenkokuです。
私がいまの職場に来てからもうすぐ6年。いろいろな方にお世話になりました。
その中でも忘れることのできない方がいます。大会社の元社長(いまは相談役)です。当所の工業部会長をお務めいただき、このたび勇退されました。

昨日は感謝の気持ちをこめて「慰労会」を開催しました。


厳しくもあり、優しくもあり。
常に前向きで後退することは許されません。工業部会活動の活性化を標榜し「異業種交流会」という大ヒット事業を立ち上げました。立ち上げ当初、私が事務局を務めていたのですが、そのピリピリした空気が、かつて民間企業にいた時を思い起こさせ、実は私に居心地の良いものでもありました。

よく社長室に呼ばれました。
「私はこう考えるが、kuroさんはどう思う?」が口ぐせでした。
私も本気で回答させていただきます。すると「なるほど、そういう考え方もあるな。やってみよう。」と自分の考えを変えてまで、受け入れてくださる器の大きい方でもありました。


仕事を離れても思い出があります。
2年前、私が病気で入院しました。退院すると、いの一番に商工会議所にかけつけて「あなたが倒れたらダメなんだ。長い目で人生を考えなさい。いまはじっくり治すことが大事なんだ。」と優しい声をかけてくださったときには涙が出そうでした。その後も顔を合わせるたびに「もう病気は大丈夫なのか」と必ず一声かけてくださいます。大会社の社長でありながら、違う職場の一職員のことをここまで心配してくださる方はそういません。


退任が決まったときは寂しかったです。
でも「これからは若い者がどんどん引っ張って欲しい」というのが持論でしたから、我々はその意思に応えるべく、さらに発展的な活動を続けていかなければなりません。

私にとってこの6年の最大の収穫はもしかして前工業部会長との出会いだったのかもしれません。

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