完成保証制度による保証は施工業者にトラブルが生じ、工事途中で、別の業者に引き継いで行く際、増加する費用の一部を補填する制度です。文言が〝完成保証〟であるため、まるで完成を保証・補填するかのイメージを与えていますが、事実は増加分の一部、が支払われるに過ぎません。物の売買では、現物としての対価を、物と引き替えに支払い、支払いが先行することは、まずありません。一部格安航空券等で支払い先行がありますが。建物の請負の場合、慣習的な支払い方法として、着工時、上棟時、中間時にそれぞれ請負額の2割や3割といった割合で支払われています。これは、物の引き渡しがなされていない、実は、施主からみると大変、危険な行為です。高額な金銭の授受にもかかわらず、施工業者への信頼だけで、特異な支払い方法が認められているにすぎません。その結果、施工者が工事を継続出来ない事態に陥ると、支払った額を担保できず、完成までに大変な困難な状況が待ち受けることになります。こうした事を防ぐ方法としては、現場の出来高に応じた支払いをし、なおかつ、現場出来方の所有権が施主にあるように、手立てを講じておくことによって不測の事態に対処することです。このたび当協議会考案の出来高査定ローン支払いシステムが南都銀行とのあいだで商品化になりました。また、財団法人なら建築住宅センターさんで現場出来高検査をおこなっていただけるようになりました。 http://www.zainara-kjc.net/詳細はセンターのホームページ新着情報 または、木品協 info@mokuhin.jp まで
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