海登り

海登り? なぜ、海に登る?
海の安全を守るため、登らなければ見れない灯台。
そんな灯台を巡っています。

福岡県の灯台に行ってきました(2) 筑前大島神崎灯台

2012年06月03日 | 灯台旅行記

玄界島灯台を満喫した後は、博多の宿で夜は満喫せずに早めに就寝しました。

ZZZZZZ。

翌日は、5時半に起床、6時にレンタカーを借り出し、一路神湊港へ。

日曜日の朝、さすがに通行量は少なく、出航の1時間前に到着しました。

出航の15分前から乗船手続が始まり、地図も入手です。

ちなみに、新しいターミナルを建築中でした。

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  こちらも、結構大きい船ですねぇ。

  でも、かなりのスピードで予想以上に揺れました。

        

   
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大島港のターミナルは、きれいでした。

レンタサイクル(もちろん電動アシスト車ですとも)を借り出し

灯台へGO!!

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自転車漕ぎ出し、山超え、谷声超え約40分

電動アシストの乗り方は、帰り道に気づきました。

最初に気づいていれば.....もう少し楽やったなぁ...

 

 

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ヘトヘトになった頃、見えてまいりました。

美しい。

青い空に白い灯台、疲れが吹っ飛びました。

 

 

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まずは、門の真正面から。

筑前大島神崎灯台の看板です。

 

 

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皆さんも撮影の高台から。

ナイスタイミングで、船がやってまいりました。

 

 

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アップです。

繰り返しますが、美しい。

 

 

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電動アシスト自転車(5号車)と共に。

 

 

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お約束の「初点プレート」です。

こちらは、「玄海大島灯台」です。

 

 

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レンズは、残念ながら、暗弧部に向かって休憩中。

恥ずかしがり屋さんなのでしょう。

正面からの「別嬪さん」な姿を見てみたいものです。

 

 

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海側から。

こちらは、3素子八木型アンテナです。

 

 

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海岸側の遊歩道へ。

風が恐ろしく強く、飛ばされるかと思いました。

久しぶりに、怖かった~

 

 

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もう、終わりに近い水仙を、腹這いで撮影しました。

 

 

約2時間ほど滞在し、あちこちで写真を撮り、短い逢瀬を楽しみました。

その間、島の方を除けば2人の方が訪れて来られました。

なかなか、メジャーな訪問地ですなぁ。

訪問するには、かなりしんどいですけど。

 

この後は、博多に戻り、明日の現場に移動しました。

 

あと、樺島灯台の一般公開、伊王島(再訪)、高後埼の訪問記を書きたいのですが

さて、更新はいつになるのやら。 気長にお待ちくださいませ。

来週末は、裏部長の有給休暇の許可もとれ、弾埼の公開に行く予定ですが

台風の進路はいかに??


福岡県の灯台に行ってきました(1) 玄界島灯台

2012年06月03日 | 灯台旅行記

3月の中旬、九州は長崎県の仕事がありました。

小生の仕事は予算の関係上月曜日のみ、集合は日曜日の夜指定されたホテル。

灯台の神様が、「少し早めに出発して、灯台に行きましょう」と囁いてくれています。

早速調べると、長崎県北部と宮崎県は時間的に無理。

長崎県南部の灯台は、昨年訪問しており、樺島灯台の一般公開に行きたいし。

となると、福岡県の離島がピッタリではないですか。

宿も確保、新幹線は博多までなので、便数も多く、適当に。レッツゴー!!

 

午前中に博多駅に到着し、宿に荷物を預け、一路博多港行のにバスに。

港で待ち構えるは「ニューげんかい」 なかなか、大きい船です。

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揺れもすくなく、のんびりと船旅を楽しみました。
    

 

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港に着くと、目指すは旧の中学校、反時計回りに向かいます。

 

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旧の中学校を抜けていき、いよいよ「海登り」です。

目印の電線がありますので、迷うことはありません。

 

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途中、道が崩れていますので、ここは注意が必要です。

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「海登り」すること、約30分で到着です。

(本当は、退出時の写真です。)

 

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ちなみに、ほんとうの到着時門扉はこのように

開いており、施錠はされておりませんでした。

 

 

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どっしりとした、趣のある灯台です。

壁面はすべて、タイル貼りです。

状態監視用の無線設備のアンテナが、4素子八木型とは。

近畿では、ほとんど見ないレアなアンテナです。

 

 

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お約束の「初点プレート」です。

右書きで、風格があります。

 

 

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なんと、日時計の土台が残っております。

 

 

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お~、レンズが!!!

間近で見てみたいものですが。

 

 

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真正面??背面??

とりあえず、山側から海側に向かって。

 

 

ちなみに

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海側は、この階段を降りると出ますが...

スペースが極小で、何かわかりません。 

その後ろは崖でした。   

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約2時間ほど滞在し、玄海島灯台を満喫致しました。

幸いにも、天気には恵まれ、大満足の1日でございました。


清水灯台の一般公開に行ってきました。

2012年06月03日 | 灯台一般公開

これも、もう前年度の一般公開です(牛歩の歩みで、すみません)

2月の下旬に、あの、あの、清水灯台が公開されましたので、もちろん行ってきました。

年度末の仕事の合間を縫っての参加です。

なんと、当日は日頃の行いが良かったのか、快晴でした。

 

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100周年を記念しての公開、目いっぱいのお化粧です。

万国旗が映えます。

 

 

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一般公開参加者は、用意されていたヘルメットを被ります。

たしかに、内部は狭く必需品です。

至るところで、コツンと音がしていました。

 

 

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「特別公開」です。

事前予約制でしたが、空いている時間は、「飛び込み」でも内部を

見学できました。

さすが、「次の公開は100年後!!」です。

 

 

 

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内部には、初代の初点プレートが...

ワクワクします。

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公開時にしか、お目にかれないので、次は100年後です。

145歳ですか....もう無理です(笑)
     

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昔の回転装置の「重り」です。

昔は、この「重り」を利用してレンズを回転させていたのですね。

残っているところは数少なく、貴重な遺産に、お目に掛かれました。

 

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重厚な階段を登ります。

各階の床も、しっかりしています。

ほとんど、竣工当時そのまま、というお話でした。

 

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ワクワクします。

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いよいよ、灯室です。

前の見学者が降りてこられるまで待機です。

 

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1階の「重り」に繋がるワイヤーロープです。

灯室の回転装置と繋がり、レンズを回転させていました。

まだまだ、使えそうです。

 

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さて、いよいよ、灯室です。

まずは、回転装置がお出迎えです。

 

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レンズが徐々に姿を見せてくれます。

狭い....長崎鼻と同じくらいかなぁ...でも良いのです。

レンズに逢えるなら。

 

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お~美しい。

普通の人にとっては、半漁人とか、ウ●トラマンの怪獣?とか、言われますが。

 

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他の見学の方が、回廊で景色を楽しんでおられる隙に。

真近で見るレンズの美しさと言ったら....もちろん、仕事中のレンズも。  

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興奮ものです。

 

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少し、上からノーファインダー撮影です。

 

 

 

背面も、良いですね~。

あっと、背面にもレンズがあります。

確かに去年、お隣のホテルにお世話になった時、夜に風邪をひきそうになるほど

夜間見た時も、完全な暗部はなかったですね。

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チャンス兄弟社納入(?)
    

 

 

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偶然ですが、少しだけプリズムの入ったレンズが、撮影できました。

帰ってから確認して、叫んでしまいましたよ。

何せ、短時間ですので考えている余裕は、全くありませんでした。

 

 

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これまた、お約束のレンズの照らす海です。

残念ながら、今回も富士山は、はっきりと見えず。

でも、灯台内部が、レンズが見れたので大満足です。

 

 

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最後に頂部の風見天女です。

青空に泳ぐような優雅な姿..

まさに、天にも昇るような日でございました。

 

清水海上保安部の皆様、連日お疲れ様でした。

また、このような企画をして頂き、アホな灯台好きに

お付き合い頂きまして、本当にありがとうございました。

おかげさまで、念願の灯台を堪能することが出来ました。

100年後の公開、楽しみにしています。