海登り

海登り? なぜ、海に登る?
海の安全を守るため、登らなければ見れない灯台。
そんな灯台を巡っています。

灯台記念日 一般公開 前半戦 紀南へ 樫野埼灯台

2011年11月13日 | 旅行記

宿は、遠くに樫野崎灯台の光が見える宿を選びました。

夜にも撮影したのですが、あまりはっきりとは写りませんでした。

ん~精進、精進。あっアルコールのせいか?

 

前日、晩御飯の時結構飲んだにも関わらず、中年になって来ると

朝起きるのも早くなり、5時には目覚めました。

テラスに出で見ると、樫野埼灯台はまだ、仕事中でした。

Photo_10

このレンズを見れるのかと思うと、興奮してきますが

さすがに、また早すぎます。

1時間ほど、撮影して朝ご飯を頂き、8時過ぎには向かいましたが

30分もあれば到着する距離です。

 

まあ、早めに行くのも良いか~♪

超のんびり走る軽トラとともに、の~んびりと向かいました。

 

駐車場に着き、準備をしていると、隣に1台のバイクが止まりました。

テントや大きな荷物を積んでおり、よく見ると「日本一周中」の文字が。

声をかけてみると、埼玉県から来られたそうです。

頑張ってください。

 

そうこうしているうちに、雨がポツポツと。

予報では午後から雨でしたが、朝から降ってきました。

どうも、最近、雨男っぽいような気が。

上司の雨男パワーが感染してきたのか??上司との席が近くなったから???

ちなみに、去年の樫野崎灯台の一般公開は、台風接近のため中止。

宿まで予約していたのですが、天気には逆らえません。

 

カッパを来て、いざ灯台へ!!

ここは、展望台もあります。左側の螺旋階段です。

登って、景色を見ることもできます。

(灯台好きの仲間内では、不評ですが...)

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入口から

今年、旧官舎を整備して、展示館となっております。

Photo_9

     

 

初点プレートです。

明治期の灯台の貫録です。

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ぐるりと撮影後、一服していると灯台大先輩のご家族が!!

駐車場で見つけて、手を振られていたそうですが、全く気づきませんでした。    

頭の中は、一年越しの「レンズ」との逢瀬で、余裕がありませんでした。

 

 

そうこうしているうちに、保安庁の方が来られ準備開始。

少し早い時間に「入られても良いですよ」と声をかけて頂きました。

早速、内部へ!!

外扉から左に入り、中ドアの向こうには、螺旋階段が。

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この灯台は、階段が2段です。

途中の踊り場です。   

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                                       2段目の螺旋階段です。

                                       この上に、レンズが!!

 

お~ 待ちに待ったレンズが!!水銀漕が!!!  

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何と、重りを利用した旋回装置が健在。

当然、通常はモーターが動力なんですが、中の変速ギアなどが

健在で、現在でも重りでシャフトを回せることができました。

これも感動です。

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最初は、灯室内へは入れなかったのですが、後半は観客(?)が少なかったことや

やさしい保安部の皆様の計らいで、上がることができました。

灯室への階段です。

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お~

美しいレンズが見れる至極のひと時です。

レンズの色が違う部分は、補修の跡ですね。

これが、34㎞まで光を届けれるレンズです。

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レンズの内部も、パチリ。

芸術品です。

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光軸部分です。

点灯すると、収束された光が最も集まるところです。

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定番となりました。

レンズの見つめる海です。

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田辺海上保安部の皆様の優しい計らいや、灯台に詳しい保安庁OBの方との

話も弾み、瞬く間に4時間経過してしまいました。

その中の話で、この灯台は「最初の石造り」「最初の回転式」の2つの

日本初があるということでした。

またまだ、勉強不足のため後者は知りませんでした。

保安部の方々、OBの方、灯台大先輩、お世話になった皆様

至福のひと時を、ありがとうございました。

 

また、どこかの灯台でお世話になると思いますが、その時は温かい目で

見守ってください。

灯台記念日 一般公開 後半戦は 南九州へ行ってきました。

ポチポチと更新していきます。


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