宿は、遠くに樫野崎灯台の光が見える宿を選びました。
夜にも撮影したのですが、あまりはっきりとは写りませんでした。
ん~精進、精進。あっアルコールのせいか?
前日、晩御飯の時結構飲んだにも関わらず、中年になって来ると
朝起きるのも早くなり、5時には目覚めました。
テラスに出で見ると、樫野埼灯台はまだ、仕事中でした。
このレンズを見れるのかと思うと、興奮してきますが
さすがに、また早すぎます。
1時間ほど、撮影して朝ご飯を頂き、8時過ぎには向かいましたが
30分もあれば到着する距離です。
まあ、早めに行くのも良いか~♪
超のんびり走る軽トラとともに、の~んびりと向かいました。
駐車場に着き、準備をしていると、隣に1台のバイクが止まりました。
テントや大きな荷物を積んでおり、よく見ると「日本一周中」の文字が。
声をかけてみると、埼玉県から来られたそうです。
頑張ってください。
そうこうしているうちに、雨がポツポツと。
予報では午後から雨でしたが、朝から降ってきました。
どうも、最近、雨男っぽいような気が。
上司の雨男パワーが感染してきたのか??上司との席が近くなったから???
ちなみに、去年の樫野崎灯台の一般公開は、台風接近のため中止。
宿まで予約していたのですが、天気には逆らえません。
カッパを来て、いざ灯台へ!!
ここは、展望台もあります。左側の螺旋階段です。
登って、景色を見ることもできます。
(灯台好きの仲間内では、不評ですが...)
入口から
今年、旧官舎を整備して、展示館となっております。
初点プレートです。
明治期の灯台の貫録です。
ぐるりと撮影後、一服していると灯台大先輩のご家族が!!
駐車場で見つけて、手を振られていたそうですが、全く気づきませんでした。
頭の中は、一年越しの「レンズ」との逢瀬で、余裕がありませんでした。
そうこうしているうちに、保安庁の方が来られ準備開始。
少し早い時間に「入られても良いですよ」と声をかけて頂きました。
早速、内部へ!!
外扉から左に入り、中ドアの向こうには、螺旋階段が。
この灯台は、階段が2段です。
途中の踊り場です。
この上に、レンズが!!
お~ 待ちに待ったレンズが!!水銀漕が!!!
何と、重りを利用した旋回装置が健在。
当然、通常はモーターが動力なんですが、中の変速ギアなどが
健在で、現在でも重りでシャフトを回せることができました。
これも感動です。
最初は、灯室内へは入れなかったのですが、後半は観客(?)が少なかったことや
やさしい保安部の皆様の計らいで、上がることができました。
灯室への階段です。
お~
美しいレンズが見れる至極のひと時です。
レンズの色が違う部分は、補修の跡ですね。
これが、34㎞まで光を届けれるレンズです。
レンズの内部も、パチリ。
芸術品です。
光軸部分です。
点灯すると、収束された光が最も集まるところです。
定番となりました。
レンズの見つめる海です。
田辺海上保安部の皆様の優しい計らいや、灯台に詳しい保安庁OBの方との
話も弾み、瞬く間に4時間経過してしまいました。
その中の話で、この灯台は「最初の石造り」「最初の回転式」の2つの
日本初があるということでした。
またまだ、勉強不足のため後者は知りませんでした。
保安部の方々、OBの方、灯台大先輩、お世話になった皆様
至福のひと時を、ありがとうございました。
また、どこかの灯台でお世話になると思いますが、その時は温かい目で
見守ってください。
灯台記念日 一般公開 後半戦は 南九州へ行ってきました。
ポチポチと更新していきます。
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