何年か前、夜の八時過ぎに数人の小学生が一人の男の子を殴っている現場に遭遇しました。
その子らを叱り、小学生がこんな遅い時間まで出歩くもんではないと注意した事があったのですが、家に帰りこの事を嫁に言うと、「あんたみたいな人相の悪いオッサンが下手に注意したら変質者に間違えられるから気をつけや」と言われた事がありました。
まあ、人相云々は関係ないとして、今は下手によその子供を叱ってはダメだそうです。
しかし、大人が悪さしている子供を下手に叱れん今の時代って何やねん?
先ほどもネットで最近の子供たちについて書かれた記事を読んでいました。
叱らない親、我慢できない・集中力がない子供etc
学校側は学校側で、下手に怒ると親が乗り込んでくる、躾は家庭の問題、この際体罰は必要etc
挙句の果ては、訳のわからない病名まで出してくる記事など…
「褒めて育てる」「叱ると萎縮する」
そんな事が言われだしたのは何時頃からだったか?
そういう育て方が間違っているとは言わないが、躾ける側が意味を履き違えていないか?と思う時が多々ある。
難しい問題ではあるが…
時々入会時の相談で、
「子供が言う事を聞かないので、道場ならちゃんと叱ってくれると思い、そういうこともしてもらえるのかと問い合わせてみました」
等と言ってくる親がいる。
自分の子供に対する躾を他人に委ねて、親自身は後悔しないのか?
犬の躾を商売にしている店と同じように、道場では子供の躾を商売としているとでも思っているのか?
いつから親が子供に対してこんなに自信を持てなくなったのか?
こういう話は、人それぞれ考え方が違うので、色々反論があると思う。
でもまあ何はともあれ、これだけはこれからも通してやろうと思う。
それは、特に道場内では、いつまでも口うるさい頑固オヤジでいてやることだ。
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