京賀塾道場日記(京都市山科区のキックボクシングジム)

日々の練習や試合での出来事等について普段は熱く、時にはまたーり語ります。“時々ぼやきも入りますよー”

勝ち負けにこだわるよりも

2021-09-12 12:11:07 | 全般
以前、京都で定期的に行われていたROOKIE FIGHT・DOG FIGHT。
 
キック・総合・ボクシングなど色々な試合が組まれていた。
 
ここからプロになった選手も多い。
 
ROOKIE FIGHTの上のランクの試合がDOG FIGHTとなっており
 
DOG FIGHTになるとアマチュアの試合でも後半の方は、
 
3分×3R・生足・ヘッドギア無し
 
の試合が組まれていた。
 
プロ試合の興業が今ほどなかった時代、
 
この頃のアマチュアの試合は、
 
今の下手なプロ試合よりレベルが高かったように思う。
 
 
この頃の練習生は、
 
キックルール以外でも
 
ボクシング・総合、どんなルールでも
 
オファーがあれば
 
「やったるで~!」
 
と言う連中が多かった。
 
今は不利なルールでは中々受けたがらない選手が多いが、
 
この頃の選手は、
 
試合自体が今ほど多くなかったせいもあり
 
試合に出れると言う事を単純に楽しんでいたように思う。
 
言い方を変えると、大会自体が少なく、試合に飢えていたんだと思う。
 
試合が終わっても、翌日から練習に顔を出す者が多く
 
試合=練習の一環という意識が強かった。
 
試合に負けた選手が練習に来ると
 
容赦なく
 
「よう!負け犬」
 
と呼ばれたりする(笑)
 
そう言う事を言われる方も言う方も楽しんでいた。
 
今の選手は、試合に出るとなると自分が勝つことばかり考える。
 
まあ、それも大切な事なんだが、
 
試合がある以上、勝者も敗者も当然生まれる(ドローの場合もあるが)
 
なのに、甘い練習しかぜずに簡単に勝つことだけを考える選手が多い。
 
そう言う選手は一度の敗戦で、やる気が失せてやめてしまう場合が多い。
 
だから今は冗談でも負けた選手に
 
「よう!負け犬」とは絶対言えない(笑)
 
 
 
勝つも経験、負けるも経験です。

勝ちたいのならそれ相応の練習をしないと。

その積み重ねが自信となり

それを積み重ねる事を努力と言う。

そして積み重ねるには根性が必要。

勝利というのは、自信・努力・根性、

この3つの先にあるものだと思います。

これから試合に出る人は、

勝ち負けにこだわるよりも

勝利までの過程が大事だと言う事をわかって下さい。

 

 

 ←京賀塾Facebookはこちら(ロゴをクリックしてください)

 

 

ランキングに参加しています。下のランキングをクリックして下さい。

人気ブログランキング

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする