以前、京都で定期的に行われていたROOKIE FIGHT・DOG FIGHT。
キック・総合・ボクシングなど色々な試合が組まれていた。
ここからプロになった選手も多い。
ROOKIE FIGHTの上のランクの試合がDOG FIGHTとなっており
DOG FIGHTになるとアマチュアの試合でも後半の方は、
3分×3R・生足・ヘッドギア無し
の試合が組まれていた。
プロ試合の興業が今ほどなかった時代、
この頃のアマチュアの試合は、
今の下手なプロ試合よりレベルが高かったように思う。
この頃の練習生は、
キックルール以外でも
ボクシング・総合、どんなルールでも
オファーがあれば
「やったるで~!」
と言う連中が多かった。
今は不利なルールでは中々受けたがらない選手が多いが、
この頃の選手は、
試合自体が今ほど多くなかったせいもあり
試合に出れると言う事を単純に楽しんでいたように思う。
言い方を変えると、大会自体が少なく、試合に飢えていたんだと思う。
試合が終わっても、翌日から練習に顔を出す者が多く
試合=練習の一環という意識が強かった。
試合に負けた選手が練習に来ると
容赦なく
「よう!負け犬」
と呼ばれたりする(笑)
そう言う事を言われる方も言う方も楽しんでいた。
今の選手は、試合に出るとなると自分が勝つことばかり考える。
まあ、それも大切な事なんだが、
試合がある以上、勝者も敗者も当然生まれる(ドローの場合もあるが)
なのに、甘い練習しかぜずに簡単に勝つことだけを考える選手が多い。
そう言う選手は一度の敗戦で、やる気が失せてやめてしまう場合が多い。
だから今は冗談でも負けた選手に
「よう!負け犬」とは絶対言えない(笑)
勝つも経験、負けるも経験です。
勝ちたいのならそれ相応の練習をしないと。
その積み重ねが自信となり
それを積み重ねる事を努力と言う。
そして積み重ねるには根性が必要。
勝利というのは、自信・努力・根性、
この3つの先にあるものだと思います。
これから試合に出る人は、
勝ち負けにこだわるよりも
勝利までの過程が大事だと言う事をわかって下さい。
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