某日、フェルメール展に行って来ました。
まだ興奮冷めやらぬ内に感想を書いておこう。

チケットに使われた恋文。
なんとなく芝居の一場面を眺めているような気分になります。
光と影と、よく言われる言葉だけどフェルメールの光はスポットライトのように当てられることで絵に強い物語性を与えていると感じました。
宗教画から世俗的な絵への移ろいと言い、フェルメールは絵画史の大きな分水嶺に立ちはった人なんやなあ、と。

彼女の前の空席には今から誰か来るのか、去ったのか。
聴音しながらの視線の先は果たして。
等々答えは観た人にお任せの推理小説みたいな絵。
まあ感じたまま自分の記録の為書きました。

図録購入。
開く前に答え合わせ♪
厚さが乗り心地が良いらしい。
まあ、辞書みたいに使うがよろしいようで。