吉村京花☆歌う門には福来る

Jazz, Bossa Nova, Sambaを愛するシンガー、吉村京花のブログです。

古都金沢のアートと食で広がる健友の輪・和・話 その4

2023年12月01日 | ライブ情報
11月14日夜の部
GOLONDRINAS Journal vol.3で健太郎くんが訪れた
金沢市笠市にあるレストランORIGOさんへ。


金沢在住のYさんと大國鮨の女将さんも合流してくださいました。

漁師の倉庫だった町屋をレストランに改装した空間に入るなり
高い天井に目を見張る。

梁には魚を吊るして干すためにであろう鉄製の鉤が
いたるところについている。
ここだけ時間の流れが違う別世界に
足を踏み入れた感覚になりました。

地元石川県産の食材にこだわり
ほぼ素材そのものの味で勝負の覚悟を持った
控えめで優しい味付けのお料理が
これまた地元産のセンスのよい器に美しく盛られ
一皿ずつゆっくりと提供されます。
イタリア人シェフのMatteo Albertiさんの
故郷発祥であるスローフードとは
まさにこういうことを言うのでは?
と思わせてくれました。

せっかくなので、
おすすめの白ワインをグラス一杯だけ。
お値段もなかなかなので……



一品一品丁寧に説明していただいて
地元産食材への熱い思いを受け取りました。
特に印象に残った食材は巻鰤(まきぶり)
聞いたこともありませんでしたが、能登の伝統食で
冬に旬を迎える鰤を藁で巻いて熟成させ
生ハム状態にした保存食。
一年ほど保存できるらしいです。
知っているもので言うと、
カツオの生ぶしにちょっと近いかも?

こちらが藁を巻いた状態のもの。

製造元さんは後継者がいないのでもうやめようと思っているらしいのですが
この食材にほれ込んだMatteoさんが継承しようと
秘伝の作り方を学んでいるところなんだそうです。
やめちゃうの、ちょっとマッテオ!!
って失礼しました~(藁)←藁で巻くだけに

ジビエの鹿肉は、やわらかくて臭みもなく上質。
油が少なくてヘルシー。
きっと鉄分も豊富そう。

どの一皿も能登の風土と
優しい滋味が感じ取れました。

この日は、折しも自分の誕生日。
書道のお得意な健友さんが素敵な横断幕を用意してくださいました。
なんてありがたいことでしょう!!

Matteoさんとお店の方ともご一緒に。

豊かな時間をじっくりと堪能しました。
ホテルに帰ってから、部屋で二次会。
はい、呑み足りないことをわかっている
健友さんたちがワインとケーキを用意してくれていました。

私の行動パターンを完全に読まれています。
こんな贅沢な誕生日を過ごせるなんて本当に感謝感激です。
持つべきものは健友。
ご縁をつないでくれた健太郎さまさまです!

肴は当然、健太郎くんの出演作の
ここがいい、あの演技がしびれる
と推しの魅力談義。

こうして2日目の夜は更けていきました。
最終日その5へつづく。

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