この花をご存知ですか?シラネアオイです。私は実物を初めて見ました!
地面から(鉢ですが)一本の花茎がすくっと立ち上がって、薄紫色の上品なお花が咲いています。美しい!可憐です!このお花は昨日、仙台から私の家に昔から来てくださっている置き薬の薬屋さんが、鉢に植えてわざわざ持ってきてくださいました。ありがとうございます。薬屋さんのお話では、仙台や岩手の山の斜面にかなりの面積群生しているところがあるとか・・・「一度でいいから見てみたいな」と以前お話していたところ、ご自分で育てていらっしゃる大切な一鉢を車に乗せ、車ごとフェリーに乗って、フェリーを降りられてから真っ先に我が家へ、お持ちくださいました。長い道中をデリケートなお花を管理なさいながら、大変だったことでしょう。ほんとに感謝感激です!うれしくて涙が出ました。さて、このお花をうまく育てることができるでしょうか。仙台とここではあまりにも気候が違いすぎるような気がします。薬屋さんのお話では、お花が終わった後、鉢の縁に固形の油粕をぐるっと隙間なく並べて、夏は風通しのよい木陰のようなところで管理すればOKなんだそうです。化学肥料は絶対にNGだそうです。薬屋さんはこれくらいの鉢から30本ぐらいのお花を咲かせておられるとか。「がんぱらないガーデニング」がモットーの私も、シラネアオイのこの鉢だけは「がんばるぞ!」と思います。せめて、枯らさないように、来年またお花を見たいです。
薬屋さんはお花好きで、エビネやカタクリなども育てておられるとか。息子さんはシアトルにいらして、ときどきシアトルに行かれて、そこを拠点に、カナダやラスベガスなどをご旅行なさって、楽しいお話をきかせてくださいます。ラスベガスの有名ホテル「ベラッジオ」で、エレベーターで1階に行きたかったのだけど「G」を押さなくて、違う階で降りてしまって、非常階段を見つけて、1階に降りようとしたら、警備員に「銃」を向けられ、「めちゃくちゃびびりました。なんか英語で叫ばれてんだけど、何のことかわからしませんねん。ほんとうに困りましたわ」「カナダの星空はびっくりするほど星がいっぱいありますねん・・・」いろんなことを話してくださって、時間の経つのも忘れてしまいます。楽しい方です。
シラネアオイのお花のお礼に、今度いらっしゃるときまでに多肉のミニ作品でも作りたいなと思います。
今日は暑いぐらいのよいお天気でした。でも木陰に入ると涼しい風が気持ちよい。お花を咲かせ始めたアオダモの木陰に入ると、ちょっぴり森林浴をしているようで。こんな気候が続いてほしいな
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