学長のひやかし

本(もと)はみな たれもの晒しの白木綿 
染めつよこれつ 末はいろいろ

素材選び

2004年05月19日 | boyaki
 昨日からふと思っている。異性の扱いと料理って似ているような気がする。素材を形だけで良し悪しを判断してしまう人もいれば、素材の使える部分(食べられる部分)を極限見つけ出しほとんど捨てることなく料理する人もいる。
 パートナー選びなんかにもその点は共通する。容姿や地位(要はブランド)にとらわれてなんとなく選んでしまう人もいれば、多少難ありでもその人のよさを発見し、自分の力(料理で言えば栄養)にかえる人もいる。(人により、素材にもなりうるし、消費者になりうる。)
 自分には今、何もないけれど、まだまだどこか食べれるところがあるのだろう、運良く後者のようなパートナーに出会えた気がする。後はどれだけ長くその人に栄養になれるかがポイントだと思う。現状維持のままでいけば、そのうち食べるところがなくなり捨てられる。せっかく良き消費者に出会えたのだから、いい素材であり続けたいと思う。
 今パートナーがいない人でも、あきらめることはない。自分という素材を骨の髄まで使ってくれる消費者はきっといるはず。問題はそれを見分けられるか否かだ。決して前車のような物を粗末にするような消費者(パートナー)にだまされないようにと、心から願う。

 あと、恋愛と会社選びってのも似ているように思うがまた暇なときにでも語るかな。