「去年今年 貫く棒の 如きもの」 (虚子) 1 年遅れて聖火リレーがスタート

2021-04-01 01:00:00 | 日記
いつもの白バイを降りて,走りながら周囲を警戒するセキュリティーランナー(聖火伴走部隊約6~7人)は紺色のユニフォーム。聖火が消えても燃料を再補充し,種火が入ったランタンで再点火する実行委員会のスタッフは灰色のユニフォーム。白色のユニフォームの聖火ランナーは守られながら真ん中を200mを約2分で走る。栃木県では104歳の理容師のおばあさんが1.2kgのトーチを持ち 1年前の約束を守り,息子さんの伴走で歩いた(本人は走ったと言ってます)。何が有っても守るのが大人の約束。約束を断る理由は不要、聞きたくもない
去年と今年,時が変わろうとも 貫く一本の棒の様なもの。約束は守る それが人の信頼。貫かず辞退した人の言い訳は絵空事,参加した人の一言が誠。みんなが辞退 中止をしたらどうなるのか,遥かギリシャかの道程を考えて…。各自治体も中止では無く,沿道での観覧自粛の徹底を呼び掛け,住民も不要不急の外出を避け,遠く静かに聖火を送ってほしい。日本国民の心の繋がりの聖火リレーさえも出来ないなら同胞として情けない。どんなかたちで終わっても,それぞれの人たちにそれぞれの感動とそれぞれの思い出が残ればいい。傷痕だって思い出になる,傷痕さえも残せないのは寂しい。もう一度[もぐらふんどし]をしっかり締め直し少しも漏らさず, 新国立競技場の聖火台迄見守りたい。世界中が注目する,歴史上経験の無い,コロナ渦での世紀の聖火リレーstart shooting a new film.



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