串田孫一の随筆「わかれ道」は「信州のいなかを歩いていると、「わかされ」ということばを聞くことがある…から始まる。意識せずに過ぎたり,熟慮の上に選んだり,時節や人波に流され進んだり,幾多の[わかされ] を通り過ぎて来た…でも振り返れば 一本の道。
不惑を過ぎた ちょい漏れ親父は,迷わずに もぐら褌を…締めて歩く,「褌に蜻蛉をとまらせて歩く」まっすぐに歩く。自分で選んだ道,寂しくてもこの道しかない。
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