なまぬるい生活

エホバの証人 元二世のブログ

エホバの証人が大阪市立阿倍野市民学習センターを不正使用

2012年03月30日 00時51分56秒 | 批判的意見

エホバの証人が大阪市立阿倍野市民学習センターを不正使用。虚偽で申し込みか?」という記事が投稿されていたので、こちらのブログでも掲載します。

画像の招待ビラで分かると思いますが、4月5日(木)午後 7:00 阿倍野市民学習センター 講堂にてエホバの証人による「主の記念式」が行われます。

投稿者が問題視していたのは、この阿倍野市民学習センターが宗教活動を禁止しているにもかかわらずエホバの証人が利用する予定である、という点です。

大阪市立阿倍野市民学習センターのサイトには

「市民の生涯にわたる学習活動を支援し、生涯学習の振興を図ることにより、市民の文化と教養を高め、市民生活の向上に寄与することを目的」(条例第2条)として設置された施設です。
上記の目的に基づき、大阪市民もしくは市内に通学通勤されている方で構成されたグループ・団体の学習会や研修会などにご利用いただけます。
政治活動、宗教活動、また物品販売など営利活動の目的での利用はできません。
パーティなど飲食を伴う利用はご遠慮ください。

とあり、宗教活動での利用を明確に禁止しています。しかも「油注がれた残りの者」が出席していれば「飲食を伴う利用」になる可能性だってあるわけですよね。(貸室案内のページにも飲酒ができないことが明記されています。)

宗教活動であることを隠して申し込んだのか、エホバの証人だけ特別扱いしてもらったのか分かりませんが、市民の税金で運営されている公共施設が「市民の文化と教養を高めることもなく、市民生活の向上に寄与することもない」団体に貸し出されることが許されるのでしょうか?

上位の権威に従うはずのエホバの証人が、利用規約を無視してまで開催することに疑問を抱きます。

[追記] 4月2日現在の状況(大阪市在住の方が問い合わせてくれています。)

共産党阿倍野委員会からセンターに問い合わせてくれました。 申込者は「阿倍野会衆」。宗教団体との認識はなかったため、申し込みを受理してしまった。当日は講堂でなされる内容をしっかりチェックし、今後は貸さないようにしたい」とのことでした。

センターとしては、今回は申し込みを受理しちゃったので、いまさら使うなとは言えないとのこと。次回以降は使わせないよう注意する、とのことでした。

センターを所管している、財団法人 大阪市教育振興公社に電話しました。庶務課長さんが対応してくれました。事情を説明したところ、状況を確認して追って連絡する(週明けになるかも)とのことでした。

大阪市教育振興公社より連絡ありました。阿倍野会衆は2007年と2010年にも利用実績があるとのこと。 

「申請書に利用内容を何と書いているのか確認してほしい。また申請者に『あなたたちがやろうとしているのは宗教活動なのか』と確認してほしい」と伝えました。

「地域住民はビラを受け取り、センターで宗教行事が行われることを知っている。このままでは。市が公共施設での宗教行事を認めているとみなされかねない。それは市にとっても問題だし、規則を無視しているエホバの証人にとっても問題なはずだ」と伝えました。

[使用申込書]

ある方から阿倍野会衆の「使用申込書」コピーを提供していただきました。

「施設の条例・規則を遵守します」と申し込んでおきながら、内容は宗教行事という、これが「善良な市民」のやることでしょうか。

「使用目的・内容」は「講座・研修」と記載しているのも悪意が感じられます。


SAKURAさんへ

2012年03月29日 01時24分55秒 | 一般記事

前回のブログ 2012年エホバの証人の「主の記念式」でSAKURAさんからコメントをいただいたのですが、ちょっと長くなりそうですので新規投稿で返信します。

聖書研究をしている段階ということでまだそんなに言われてないかもしれませんが、この組織は外部からの情報を遮断しようとします。

といっても物理的に遮断するわけではなく、「背教的な内容」つまり組織に少しでも批判的な内容はすべて避けるように警告するんですね。

エホバの証人だけが唯一エホバ神によって導かれている組織であり、今が終わりの日の最終部分なので、悪魔サタンが吠えるライオンのようにエホバの証人の思いを腐敗させようとやっきになっている、なんて教えられます。特に最近では大会や雑誌などで盛んにインターネットの情報に気をつけるように言われてますよね。

なので、こういうブログを見てしまったあなた、もう背教者の仲間入りです。

なんて冗談ですがさまざまな情報に触れ、バランスの取れた見方をすることが大切だと思います。

この組織に染まってしまうと、おっしゃるとおり 良いことがあると「エホバのおかげ」、都合の悪いことはすべて「サタンのせい」という二極化になってしまいます。

この組織こそ真の生き方であるため、これに反対するご主人のことをサタン呼ばわりするわけです。

そもそも、聖書研究を始めたきっかけはなんでしたか?

子供の教育のことで悩んでいるとか、なにか心にスキマがあったのではないでしょうか?

家庭聖書研究で「聖書」のことをよく理解できていますか?書いてあることをそのままオウム返しするだけで学んだ気になっていませんか?

教えられていることが本当に心に到達するような内容であれば、「信じるということの意味」なんて考えなくても信じることができるはずです。

ご主人のことを愛していますよね?ご主人もあなたのことを愛しているはずです。

家で待っているご主人の気持ちを考えたことありますか?あなたがエホバの証人になったら、子どもが学校で直面する問題について考えたことがありますか?

この組織に染まってしまうと、思考が停止してしまい物事を考えるということができなくなります。大げさに言っているのではありません。マインドコントロールというのはそういうことなんです。

「時々、??と思うこと」、そう思うことがあるということはまだ正常な思考回路がある証拠です。その感覚を大切になさってください。

僕自身がとてもつらい思いをしており、失った時間をとても残念に思っているわけですが、このように子どもを抱える方が犠牲になりかけているのを見ると黙っているわけにはいかず、このような記事を載せてしまいました。  

これ以上犠牲者が増えて欲しくない、そんな気持ちを分かってもらえたらうれしいです。


2012年エホバの証人の「主の記念式」

2012年03月22日 23時20分31秒 | 一般記事

2012年主の記念式

去年も載せましたが、今年も主の記念式がありますね。

2012年は4月5日の木曜日に行われます。

野外でビラを配り、そして普段集会に来ない「未信者」も呼んでとにかく出席者数を増やすよう「励まされている」んじゃないでしょうか。

この、JWがよく使う「○○するよう励まされている」という言葉、すごく嫌いです。誰がそんなことを言っているのでしょうか。

エホバ?統治体?日常的に主語が省かれていることが嫌いなんです。

ま、そんなことはどうでもいいのですが、数を増やすことにどういう意義があるのでしょうか。

そして、そういう誘いに応じる未信者の気持ちもよく分かりません。

暇つぶしに、とか「なにか御利益があるかもしれない」とか「関心はないけど妻が喜ぶので」みたいな感じでしょうか。

記念式と言えば、イエスの死を静かに記念するというよりは、祭りにでも来ているかのような服を着る人がいるんでしょうね。

そんな彼らを見てみたい方は、お近くの王国会館へお越しください。皆さんのおいでを歓迎します。