今日は連休に出勤した分の振替でお休み。
「猫の王 猫伝承とその源流」を読む。
猫の伝承について書かれた、ジャンルとしては民俗学だと思われる本。
本文の1ページ目で「ほとんどの家畜は経済的な理由で飼い慣らされた」けど、猫だけはエジプトで「偶像崇拝の段階というまわり道をして」人間社会に入ってきたと書かれている。
最近はもっぱら「可愛いがお仕事」だろうけど、元々は鼠取職人としてのスキルを買われての雇用だと思っていた‥
元祖は違ったみたい。
読み進めるにつれて、以前読んだ「猫絵十兵衛」という漫画が日本の猫伝承をかなり調べたうえで描かれていることに気が付く。
主人公の相棒(?)のニタ(たぶん化け猫)自体、元々伝承に出てくる化け猫だったのね。
日本の伝承出てくる、伝説的な猫は圧倒的に「良い、安全な存在」としてより、ちょっと怪しいかったり怖かったりする存在なんだな。
私はわりと鼻ぺしゃの可愛い雰囲気の猫さんに弱いんだけど(顔立ちも好きだけど、鳴き声とかご飯の食べ方とかも特徴的だと思う、そこも良い)、絵だとちょっと怖さを感じる猫が好き。
この本も表紙が(多分)河鍋暁斎の(多分)猫又の絵だったのが、購入の決定打だった。
「猫絵十兵衛」もわりと可愛いだけじゃない感じの画風だし、「鬼灯の冷徹」っていう漫画も猫系の登場人物の絵が特に好き。
本はまだまだ途中だから、この調子で読み進めていこうと思う。
夕方は実家に行く。
母も祖父もYoutubeをまったく見ないから、実家のテレビは私のアカウントでログインしっぱなしになっていたんだけど、連休に来ていた小学生の甥と姪が色々見たみたいで、私の鑑賞履歴がバグっている。
とりあえず2人(もしくはどちらか)が「ドゥンバンババ ドゥンババ ドゥンバンババン」の歌とマインクラフトとHIKAKINが好きなことはわかった。
HIKAKIN、今の小学生にもウケてるんだね。
息が長くてすごい!