川上弘美 さんの東京日記シリーズ4「不良になりました。」を読んだのは2014-06-06頃だったようです。ずっと下書きに入ったままになっていました。
その後、東京日記5「赤いゾンビ、青いゾンビ。」 を最近読みまして、とりあえず、ちょこっと読んだ記録を残しておこうと思います。
東京日記４「不良になりました。」川上弘美
6年前に読んだ様ですが、もう記憶がほとんどない・・・。
イカン。やっぱり面白かった一遍だけでもいいから、ちゃんと書いて残しておかねば・・・。
確かこの本を読んだときに、もうすぐロシアに仕事で行くんだけど、その前にした検査でよくないところが見つかってしまい、ロシアから戻ってから入院・手術をする、って書かれていて、やたら心配した記憶があるんですよね・・・。
その後、術後の経過も良いのか、無事お仕事もバリバリされて大丈夫そうで、本当に良かったです。
『東京日記4 不良になりました。』2014年2月
内容（「BOOK」データベースより） 震災、引っ越し、入院、手術…。2010年から2013年にかけて、ほんとうに、いろいろなことがあった
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東京日記5「赤いゾンビ、青いゾンビ。」
ゆるいお話がほとんどで、のんびり気楽に読めます。川上さんの日常がゆったり語られていて、ゲームが大好きで（種類は狭いみたい）ハマっていたり、お友達と飲み会や食事に行って和気あいあいとおしゃべりしたり・・・
印象に残ったのは「近所のカップル」というバスで出会うカップル。60代の男性と40代の派手な女性。だんだん二人の様子や女性の服装が変わっていって、でも別れたみたいで、女性が最初よりさらに派手な服装に戻った様子とか、妙におかしかったです。
東京日記5 赤いゾンビ、青いゾンビ。 2017/4/26
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「晴れたり曇ったり」
（2013の文庫版のラストに、「Blue moon」という川上弘美さんの病気に関する重大な事が書かれてあると聞いて、図書館で文庫版をリクエスト。
以下一部抜粋
悪性腫瘍だった場合、どのくらい生きられますか？5年生存率は、約10パーセントです。
来週から仕事でロシアに行くことになっているんですけれど、どうしたらいいでしょう。行って、大丈夫です。ただし帰ったらすぐに入院して下さい、手術を行います。
数年前、これとは別の本（たぶん「東京日記４」）で、健康診断で引っかかり、腫瘍あること、ロシア帰国後オペする予定であることが書かれていて、えーーー！大丈夫なの？どうなっちゃうの？って心配しましたが、どうやら、手術してみたら、がんではなくて自己免疫疾患による腫瘍だったそうで、それだと大丈夫なのかな？ その後もお元気そうに活躍されているけれど・・・ずっと長生きしてまた一杯小説書いてください！！
その他、この本で印象に残った部分
24年前、新婚旅行にマダガスカルに行っていた！（すごい処に行ったんですね）
しかも帰国便が勝手に2時間早く飛び立ってしまい、乗り損ねて、1週間次の便まで待って過ごしたとのこと。カラチで食べた目玉焼きの黄身がピンクで印象に残ってるそうです。
20歳過ぎダメ男と付き合って、親と険悪の状態に。お金貢いだりしたって・・・
えーー、意外！そんな過去があったのね。
おかあさんの実家が湯島にあって、そこに行くと、馴染みの行きつけの料理屋さんに祖母が連れて行ってくれていた（天ぷらとか、蕎麦屋とか）今もおばあ様や、そのお店はご健在らしく、とても微笑ましい良いお話でした。
晴れたり曇ったり 川上弘美 2017年02月15日 初出2013年7月
文庫化にあたり、『Blue moon』＜初出：「グランタ日本」（早稲田文学）＞を収録いたしました。
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川上さんは2009年に離婚され、その後、俳誌『澤』を主宰している小澤實さんという俳人と再婚したそうです。
2012年11月28日 から 12月2日にモスクワなどロシアに行かれた記事がありました。その同行メンバーに今の旦那さんもいらっしゃったんですね。こちら
川上弘美（作家）、小澤實（俳人） ロシアへ〜第14回モスクワnon/fiction国際知的図書展
国際交流基金(ジャパンファウンデーション)は、作家の川上弘美氏と俳人の小澤實氏をロシアに派遣し、11月28日から12月2日にかけて、モスクワ及びサンクトペテルブルクにてロシアの文学愛好者と様々な交流事業を行います
川上弘美さんの本の感想
森へ行きましょう
某
「七夜物語」「光ってみえるもの、あれは」
「古道具 中野商店」「此処彼処」「なんとなくな日々」「溺レる」
「天頂より少し下って」「夜の公園」
「ハヅキさんのこと」「どこから行っても遠い町」「真鶴」「風花」
神様２０１１
これでよろしくて？
センセイの鞄
「パスタマシーンの幽霊」「ざらざら」感想
「窓の灯」と「ニシノユキヒコの恋と冒険」 感想
で、そーーーーーーーーーーなんですよ！！
まさに私が言いたかったのは、ロクちゃんの事でした。
まさか、まさかの家族持ち・・・。
あそこまで行ったハナが可哀想過ぎます。
でも、同級生でも、結婚してるかどうかまでは解らないものなのかしら・・。
日色ともゑさん
うわあ！今知りました。全然気がつかなかったです・・・。
高田さんもですが、老けメイク・演技なのかもしれませんが、そうかあ・・・。
自分も年取ったし、当然なんだけど、
頭の中にある彼女らのイメージよりもお年を召されていて驚きます。
きっと、そのうち…ですけど^^
ドラマの4話
森薫親子との対峙も悲惨だったけどロクちゃんに家族がいたと判ったところが一番悲しかったです。ロクちゃんがハナに独りだと言ったのはハナを慰めるためか、上手くいけばハナと付き合えると思ったのか。岩男のやったことと同じで男って何？、なんて思いました。
それと、ハナの同窓生役が日色ともゑさんと高田敏江さんと知って驚きました！
全然分からなかったです。
こにさんちに、川上弘美さんの感想アップされていたので、嬉しかったのですが、残念ながら、その作品読んでいなくて・・・。
きっと、そのうち読むと思うので、その時に
エッセイって、凄く印象に残らない限り忘れてしまうんですよ・・・。
でも、そうそう、作家さんが身近に感じる様になって、もっと好きになる効果がありますよね。
PS どうせ死ぬんだからの4話ご覧になられたかなー。後半の、とあるシーンで、私もちょっぴり、悲しくなっちゃった。
エッセイはあまり読まないのですが、作家さんをより知ることが出来て、益々その人が好きになります。
本書も( ..)φメモメモ。