青山さんの本をこのところ続けて読んでいるのですが、やっぱり良いな。
読書後のあったかくなる気持ちとか、読んで良かったなって気持ちにさせてくれる。
安心して読める作家さん。
このところ読んでげんなりする作品が続いていたのもあって、これを読んですごくほっとしたわー。
ストーリーは彼女お得意の短編が幾つかあって、それぞれちょっとづつ繋がってる構成。一人キーマンになる存在がいて(今回は陽気な神様)
いつも同じ時間のバス停に並ぶ5人にそれぞれ神様がやってきて、『神様当番』なるミッションを・・というお話。
このいつも同じ時間にバスや電車で会うメンバーっていう設定からして良いわー。挨拶とかお喋りとかするわけじゃ無いんだけど顔だけは知ってるってパターンね。
・最初のお話はアイドル好きなOLさんが、チェコビーズを習いに行く
・「お姉ちゃん」とばかり呼ばれていた小学生の女の子と弟
・スマホデビューした高1の男子がツイッターで出会った女子高の子と
・英国から来たリチャードは英語の教師だけど生徒が授業を面白くないと・・・
・小さな電気屋の社長の福永
高校生カップルのお話と、英語教師のお話が好きだったかな。
★以下ネタバレ★
高校生カップルだけど、女の子が加工した凄く可愛い写真をアップしちゃう。でも、この男の子優しい。本当のイケてない彼女を見てもあまり失望せずにその後良い感じになるんだもの。菊の花束をって希望にアザミを混ぜる(菊科だったのね)お花やさん。彼女リチャードのお話にも登場する。
最終章まで読んだら気が付いたけど、最初のお話で登場する葵って最後の小さな電機会社の事務の女の子じゃありませんか!怒りっぽい社長の事をぷんぷくちゃんとあだ名つけていて。この子偉いなあー。その社長福永が最後のお話に登場!
ストリップに連れて行くシーンがあって、この前読んだ記事で青山さんが作家の桜木紫乃さんとストリップに行っていると言っていたのでお詳しいわけだー。
あと、手作りのアクセサリーを買ってくれた高校生カップルはあの写真の才能のある中田君とその彼女ですね♪ 以上
青山美智子 ただいま神様当番
ある朝、目を覚ますと手首から腕にかけて「神様当番」と太くて大きな文字が書かれていた!
突如目の前に現れた「神様」を名乗るおじいさんのお願いを叶えないと、その文字は消えない
「お当番さん、わしを楽しませて」
幸せになる順番を待つのに疲れている印刷所の事務員、理解不能な弟にうんざりしている小学生の女の子、SNSでつながった女子にリア充と思われたい男子高校生、大学生の崩れた日本語に悩まされる外国語教師、部下が気入らないワンマン社長。
読書後のあったかくなる気持ちとか、読んで良かったなって気持ちにさせてくれる。
安心して読める作家さん。
このところ読んでげんなりする作品が続いていたのもあって、これを読んですごくほっとしたわー。
ストーリーは彼女お得意の短編が幾つかあって、それぞれちょっとづつ繋がってる構成。一人キーマンになる存在がいて(今回は陽気な神様)
いつも同じ時間のバス停に並ぶ5人にそれぞれ神様がやってきて、『神様当番』なるミッションを・・というお話。
このいつも同じ時間にバスや電車で会うメンバーっていう設定からして良いわー。挨拶とかお喋りとかするわけじゃ無いんだけど顔だけは知ってるってパターンね。
・最初のお話はアイドル好きなOLさんが、チェコビーズを習いに行く
・「お姉ちゃん」とばかり呼ばれていた小学生の女の子と弟
・スマホデビューした高1の男子がツイッターで出会った女子高の子と
・英国から来たリチャードは英語の教師だけど生徒が授業を面白くないと・・・
・小さな電気屋の社長の福永
高校生カップルのお話と、英語教師のお話が好きだったかな。
★以下ネタバレ★
高校生カップルだけど、女の子が加工した凄く可愛い写真をアップしちゃう。でも、この男の子優しい。本当のイケてない彼女を見てもあまり失望せずにその後良い感じになるんだもの。菊の花束をって希望にアザミを混ぜる(菊科だったのね)お花やさん。彼女リチャードのお話にも登場する。
最終章まで読んだら気が付いたけど、最初のお話で登場する葵って最後の小さな電機会社の事務の女の子じゃありませんか!怒りっぽい社長の事をぷんぷくちゃんとあだ名つけていて。この子偉いなあー。その社長福永が最後のお話に登場!
ストリップに連れて行くシーンがあって、この前読んだ記事で青山さんが作家の桜木紫乃さんとストリップに行っていると言っていたのでお詳しいわけだー。
あと、手作りのアクセサリーを買ってくれた高校生カップルはあの写真の才能のある中田君とその彼女ですね♪ 以上
青山美智子 ただいま神様当番
ある朝、目を覚ますと手首から腕にかけて「神様当番」と太くて大きな文字が書かれていた!
突如目の前に現れた「神様」を名乗るおじいさんのお願いを叶えないと、その文字は消えない
「お当番さん、わしを楽しませて」
幸せになる順番を待つのに疲れている印刷所の事務員、理解不能な弟にうんざりしている小学生の女の子、SNSでつながった女子にリア充と思われたい男子高校生、大学生の崩れた日本語に悩まされる外国語教師、部下が気入らないワンマン社長。
神様のキャラが強くて面白かったですし、それぞれがリンクしているのも面白かったです。
青山さんの作品は人がリンクしていることが多くてよく終盤に最初の方を読み返すことが多い気がします。
私もこれからも追いかけていきたい作家さんです。
青山さん、良いですよね。
そう、似たような小説が多いですね^^;
短編で、少しずつ繋がっていって、ハッピーになる♪という^^;
少し「飽きた」ってなるけど、読んでると心がほっこりするのよね。癒し系。
そうそう、毎朝同じバスに乗る人たちっていうのも良いですよね。 知り合いじゃないんだけど、毎朝 顔を合わせてるひとたち。
あぁ青山さん、読みたくなっちゃったよ。。。
latifaさん いつも、私のブログにコメントくれてありがとうございます♪ 私が過去に書いたのにまでコメント貰えて嬉しいです。ホント、ありがと~~~♪
ね、寒くなってきましたよね。
latifaさんも健康第一で!風邪など、ひかぬよう・・・
>青山さんの作品は人がリンクしていることが多くてよく終盤に最初の方を読み返すことが多い
そうなんですよね!
私も青山さんの本は、たいがい最初の方や前の方に戻って人物チェックを数回します。
私のことだから、せっかく読んだのに、うっかりして気がつかないまま・・って事もあるかも。
今年のベストに青山さんの本が複数入って来そうです。
ちょっと作風が似てる・・っていうのは有りますよね。
でも今の処、ゆったり楽しくませてもらってます。
いえいえ、わぐまさん凄い読書量で、もしかして読んでるかな?って検索すると、感想アップされてる率が高くて嬉しいんですよ!
どんな感想持たれたのかな?って感想読ませてもらうのがワクワクするし、わぐまさんはイマイチの時も率直に書かれていて、それがまた良くて
神様のフランクな喋り方がとっても
キュートでした。
一作ごとに繋がっている形式も青山さんの
お得意な感じが出ていて、良かったです。
読み終えて、ほっこり笑顔になれる作品でしたね^^
キーパーソンになる人や謎の物体が青山作品にはよく登場してきますよね。
この神様は愛想も良いし全然怖くない神様でした。
そういえば、まだ青山さんの小説で、ドカンと長編って読んだ事が無い気がするので、そういうのも一度読んでみたいかな