
山内さんの小説が好きなので、これも読んでみました。
ユーミンの過去については少し知ってはいたものの、これほど詳しいのは初めて。
幼少時代からデビューする頃までのお話です。
ユーミンだけじゃなく60.70年代に活躍した著名人の方々や人気のお店などの名前も実名でバンバン出て来るので、その時代の様子がうかがえます。
山内マリコさんはこの本を書くに至って沢山の方々にインタビューをしたり調べたり一杯したのでしょうね。
現在60-70歳位の方が読むと若い時の懐かしいカルチャーやお店や当時の東京の様子等が感じられて、より一層楽しいと思います。
そうそう、年末にNHKで Songs Yumingって番組を見ていたんですよ。
ご実家の中も撮影されていて、こういうお部屋で暮らしていたんだーって興味深かったです。
だからこの本を読みながら、あの夜抜け出していた螺旋階段とかも映像として浮かび上がって来ました。
その番組ではユーミンがお手伝いさんが大好きだったことが語られていて、ユーミンが彼女を思い出して涙ぐんで言葉に詰まるところがありました。そんな姿を見たのは私は初めてでした。
それだけ特別な存在だったんだろうなーって思いました。
この本も最初の章は幼かったユーミンがお手伝いさんと一緒に彼女の東北の故郷に行くお話から始まっています。
で、読んだ感想はというと、ユーミンとてつもなく凄い人だった!
いや、凄いのは知ってたんだけど、中学生の頃から既に凄かったんだ・・・とビックリ。
八王子の少女がユーミンになるまでの経緯にある意味納得。
友達とそのお母さんと車でアメリカの基地に行くのにしょっちゅう同行して、アメリカの文化やレコードを入手していたこと、そして軍資金となる遊ぶお金も親がばんばん出してくれていたのね。
立教女子中学時代、GSバンド等のファンになってジャズ喫茶等に入り浸っていたり、バンドの出待ち?をしたりしている時、日本じゃ当時手に入れられないレコードを基地で安く(と言っても当時2000円や3000円だから結構高いよね)入手して、それをムッシュかまやつに手渡ししたら驚かれたエピソードが印象的だった。
かまやつさんは良い人なんだな、才能あった人なんだなーっていうのがこの本で伝わって来た。
ユーミンは誰よりも若く、それでいて音楽の知識がずば抜けていて、それらレコード入手?等からもアーティストさんや周りの大人たちからも一目置かれれてたのね。
そして人脈作り(この才能が半端じゃない)や可愛がられる才能もあったのよね。
同学年の学校内でも憧れられる存在で、頭も良くて何でもできて、いやーほんと凄いとしか言いようがないですよ。音楽を作る才能もずば抜けていたけど、それだけじゃなくて、この人としての特質?もね。
ローティーンの頃から活躍していて凄いアーティストといえば宇多田ヒカルとか藤井風君も凄いけど、彼らにはブレーンとしての音楽に詳しい親がいたわけで。
それとこの本を読んで思ったのは当時、音楽やるとなるとお金も要るし、お金持ちの子じゃないとなかなか難しかったのかな?と思いました。
ユーミンの周りの人達は、立教とか慶應とか青山とかインターの学校に通う裕福な人達ばかり。
山内さんの『あの子は貴族』のセレブの方々の部分を思い出したわ。
昔、矢沢永吉の「成り上がり」を読んだ時とは全然違う(当然だけど)
あちらはあちらでガッツと野心に尊敬したけど、割と貧乏から成功しましたって自伝は多いけど、本作はちょっと珍しいパターンかも。
読み終わったあと、ユーミンが特にお気に入りだった人で、かつ彼女の名付け親のシー・ユー・チェンってどんな人?って調べちゃったわ。凄い人なのねー。現在のお姿 下の画像 山内さんと
当時の彼女のプーちゃんって人はどんな人だったんだろう・・・。(解らずじまい)

ユーミンが追っかけしていた若き日のバンド ザ・フィンガーズ

高橋ユキヒロのお兄さんも参加されていたのねー。
ユーミンが松任谷さんに出会った時の事やその後恋愛関係になった処は、ちょこっとだけ触れられてるだけで、デビューするに至ってボイストレーニング等で凹んだりしたりと、すんなり行ったわけじゃなかったんですね。
私がユーミン好きになったのは小学校の頃で1974.5年だったのですが、それからずっと第一線で活躍し続けてるのって奇跡みたいな事ですね。
すべてのことはメッセージ小説ユーミン 山内マリコ 2022/10/27
あのこは貴族
「アズミ・ハルコは行方不明
ネタバレ「ここは退屈迎えに来て」
ユーミンの過去については少し知ってはいたものの、これほど詳しいのは初めて。
幼少時代からデビューする頃までのお話です。
ユーミンだけじゃなく60.70年代に活躍した著名人の方々や人気のお店などの名前も実名でバンバン出て来るので、その時代の様子がうかがえます。
山内マリコさんはこの本を書くに至って沢山の方々にインタビューをしたり調べたり一杯したのでしょうね。
現在60-70歳位の方が読むと若い時の懐かしいカルチャーやお店や当時の東京の様子等が感じられて、より一層楽しいと思います。
そうそう、年末にNHKで Songs Yumingって番組を見ていたんですよ。
ご実家の中も撮影されていて、こういうお部屋で暮らしていたんだーって興味深かったです。
だからこの本を読みながら、あの夜抜け出していた螺旋階段とかも映像として浮かび上がって来ました。
その番組ではユーミンがお手伝いさんが大好きだったことが語られていて、ユーミンが彼女を思い出して涙ぐんで言葉に詰まるところがありました。そんな姿を見たのは私は初めてでした。
それだけ特別な存在だったんだろうなーって思いました。
この本も最初の章は幼かったユーミンがお手伝いさんと一緒に彼女の東北の故郷に行くお話から始まっています。
で、読んだ感想はというと、ユーミンとてつもなく凄い人だった!
いや、凄いのは知ってたんだけど、中学生の頃から既に凄かったんだ・・・とビックリ。
八王子の少女がユーミンになるまでの経緯にある意味納得。
友達とそのお母さんと車でアメリカの基地に行くのにしょっちゅう同行して、アメリカの文化やレコードを入手していたこと、そして軍資金となる遊ぶお金も親がばんばん出してくれていたのね。
立教女子中学時代、GSバンド等のファンになってジャズ喫茶等に入り浸っていたり、バンドの出待ち?をしたりしている時、日本じゃ当時手に入れられないレコードを基地で安く(と言っても当時2000円や3000円だから結構高いよね)入手して、それをムッシュかまやつに手渡ししたら驚かれたエピソードが印象的だった。
かまやつさんは良い人なんだな、才能あった人なんだなーっていうのがこの本で伝わって来た。
ユーミンは誰よりも若く、それでいて音楽の知識がずば抜けていて、それらレコード入手?等からもアーティストさんや周りの大人たちからも一目置かれれてたのね。
そして人脈作り(この才能が半端じゃない)や可愛がられる才能もあったのよね。
同学年の学校内でも憧れられる存在で、頭も良くて何でもできて、いやーほんと凄いとしか言いようがないですよ。音楽を作る才能もずば抜けていたけど、それだけじゃなくて、この人としての特質?もね。
ローティーンの頃から活躍していて凄いアーティストといえば宇多田ヒカルとか藤井風君も凄いけど、彼らにはブレーンとしての音楽に詳しい親がいたわけで。
それとこの本を読んで思ったのは当時、音楽やるとなるとお金も要るし、お金持ちの子じゃないとなかなか難しかったのかな?と思いました。
ユーミンの周りの人達は、立教とか慶應とか青山とかインターの学校に通う裕福な人達ばかり。
山内さんの『あの子は貴族』のセレブの方々の部分を思い出したわ。
昔、矢沢永吉の「成り上がり」を読んだ時とは全然違う(当然だけど)
あちらはあちらでガッツと野心に尊敬したけど、割と貧乏から成功しましたって自伝は多いけど、本作はちょっと珍しいパターンかも。
読み終わったあと、ユーミンが特にお気に入りだった人で、かつ彼女の名付け親のシー・ユー・チェンってどんな人?って調べちゃったわ。凄い人なのねー。現在のお姿 下の画像 山内さんと
当時の彼女のプーちゃんって人はどんな人だったんだろう・・・。(解らずじまい)

ユーミンが追っかけしていた若き日のバンド ザ・フィンガーズ

高橋ユキヒロのお兄さんも参加されていたのねー。
ユーミンが松任谷さんに出会った時の事やその後恋愛関係になった処は、ちょこっとだけ触れられてるだけで、デビューするに至ってボイストレーニング等で凹んだりしたりと、すんなり行ったわけじゃなかったんですね。
私がユーミン好きになったのは小学校の頃で1974.5年だったのですが、それからずっと第一線で活躍し続けてるのって奇跡みたいな事ですね。
すべてのことはメッセージ小説ユーミン 山内マリコ 2022/10/27
あのこは貴族
「アズミ・ハルコは行方不明
ネタバレ「ここは退屈迎えに来て」
本が出るというのは知っていましたが山内さんだったとは。
山内マリコさんが著したユーミン、興味津々です。
東京で開催中のユーミンミュージアムは行けそうもないので、本書を読むことにします。
こにさんユーミンファンでしたよね。
LIVEも行った事あるし、羨ましいなー。
そうそう、大奥なんですが1話完結らしいんですよ。1話の冨永愛さんのはなかなか良かったのに2話は全部キャストも違うみたいで残念・・・・
で、「三千円の使い方」
>ミュージカルみたいで「なんじゃこれ?!」削除、今後の録画予約も消しました
同じ!
私は我慢して最後まで見ましたが、自分には合わない・・って思って挫折しました。
自分にとって
ユーミンは自然と音楽を聴いているうちにそばにいて、目新しいことも挑戦するけど、もともとの歌そのものが凄いなって思う瞬間を何度も重ねて来たミュージシャンです。
ひこうき雲
じっくりと聴くと泣いてたりします。
ジブリ映画、ブレッド&バター、REIMY、JUJU、原田知世、薬師丸ひろ子、松田聖子、高中正義、矢野顕子…キリがないですが、ユーミンがYMO周辺のメンバーと交錯してたり。
高橋幸宏がユーミンの10代の頃の話をしていたことを、ふと思い出していました。
そんなにユーミンのことは良く知らないので、この本、読みたくなりました。
存在する音楽さんもユーミンと長年一緒に生きて来た?感じなんですねー。
私は最初にお気に入りになったアーティストさんなので、思い入れがあるんですよ。ちなみに自分のおこづかいで買った最初のレコードが「いちご白書をもう一度」なんです(変化球)
どうしても荒井由実時代のユーミンが好きでね・・・。
レイミーって懐かしいですね!
ジブリ映画でユーミンが使われる様になったおかげで、若い世代にも彼女の曲が広く愛される様になった気がします。
あと、羽生君のスケートで「春よ、来い」とかも、
この本を読んだ直後、ユキヒロの訃報を聞いたので、よりショックを受けました。
この本でも高橋兄弟やユキヒロの事少し書かれていました。
ユーミンが中学校の頃、ユキヒロの実家にしょっちゅう遊びに行ってたそうです。
彼の実家は立派で、兄弟が4.5人いたそうで2階に横並びにそれぞれの部屋がずらっと並んでいたとか。
小さい頃からドラムのテクニックが凄くて周りの評価も高く、若くしてお仕事依頼が来てたりとか
ユーミンって一体全体どんな人間なんでしょうね!
読んでから古いCDを全部聞き直しました。忘れちゃってる楽曲もあったけど昔のはほとんど一緒に歌えて懐かしかったです。
ごめんなさい!これ、てっきりレスしたつもりになっていました
今回もコメント残して下さってありがとうございます。嬉しいです!
おおおー古いCDを全部聞き直されたんですか!
私はテープですよ、古い時代の荒井時代のユーミンは 笑
そうなのよね、昔のは一緒に歌える!
何故か覚えているんですよね。
やっぱり荒井時代のユーミン作品が一番好きです
ベルベットイースターとか、海を見ていた午後とか