お友達ブロガーさんから紹介を受けて読んだ本
介護施設内での事件で介護士が主人公、とても興味深く読み応えがありました。
介護の現場の現状や問題等の部分がとても勉強になり、読んで良かったです。
もし自分の家族が介護施設に入所する事になったら、施設に対して文句やお願いを言う時は、自分ではできない事をやってもらっている、というのを常に頭に置いて発言しなければいけないな・・。
高級ホームならいざ知らず格安の施設だと人手が足りなく、仕事がキツ過ぎて、虐待とか手抜きとかが普通にあって当然というのは・・・辛いなあ・・。
自分の家族や自分が入るかもしれない事を思えば・・・ホームに入りたくないと思う人がいるのも解るな・・・。
それにしても、死にたいのに死ねない人に対しての処は、通いの医者や介護士の子の考えも、事実だしそうだよなあ・・・と思いました。
★以下ネタバレ★
まさか、あの医者さんが自殺されたとは。どうして急に・・・?
医者だと自分で薬とかも使えて痛くなく辛くなく出来る方法があって良いな・・(不謹慎でごめんなさい)
それと3人の不明死。小柳君は殺してなかったっぽい・・・。
そもそも最初のおばあさんは自分で柵を乗り越え自殺、最後の問題児のおじいさんに至っては、おじいさんに不満を持っていた別のスタッフの人が殺したのかな。
でも、なんだかハッキリせず、モヤモヤ曖昧な感じでした。
そもそも小柳君自体がキレると冷静さを失うし、嘘をついたり妙な性格だった。あと姉との関係も普通以上の執着があって怖かったし・・・。
でもミステリーやオチ以外の老人・介護問題部分がとても読み応えのある、読む価値の高い本でした。以上
それにしても怖くなります。
自分で人生を終える行動が出来る時っていうのは、まだ自分の体が動く時なわけだから、もうギリギリな状態って訳じゃないのよね・・・。
もうどうしょうもなく耐えられない時には自分の体が動かなくなっていたりして自分で何もできなくなってしまっている事も多いだろうし・・・。(この時点で、もし自●したとしたら家族もショックは受けるだろうけど、しょうがなかったんだな、楽になって良かったのかも・・と思えるかもしれないけど)
その状態に至る前に自●してしまうと、家族はショックを受けてしまうんだろうし・・・。
そういえば何年か前に感想は書きませんでしたが「自死という生き方 」2009/12/9 須原一秀 って本を読んだのですが、この人は実際に元気なうちに自死された方で、だいぶ前から自分で人生の終わりを決めて行動すると宣言していて、本当に実行されたんですよね。
うーん、出来たら自●はしたくないし。(と多くの人はそう思ってるはず)、それ以外となると、なんか毎日の様に言っちゃってますが、安楽死法案が出来るしか無い様な・・・。
いずれにしても、日本の医療の現状だと、最後苦しんで亡くなる事も多く、また死にたくても死ねないという状態が長く続く可能性も高く、これじゃあ安心して老後を生きられませんって!
政府は少子化問題解決にあれやこれや言ってますが、若い人も老後の事を考えると不安で貯金をするからお金が溜める方向に行って、なかなかお金が動かない。
もし安楽死法案が出来たら、生きやすくなる人が多くなるし、お金も今より回る様になるんじゃないかな。いざという時は苦しまずに死ねるというのは逆に安心して生きれるってこと、それってすごく重要な事だと思うんだけど。
介護士K 2018/11/29 久坂部羊
現役医師作家が、高齢者医療の実態に迫り人間の欲望にメスを入れる問題作!
介護施設「アミカル蒲田」で入居者の転落死亡事故が発生した。高齢者虐待の疑いを持ち、調査を始めたジャーナリストの美和は、介護の実態に問題の根の深さを感じていた。やがて取材をした介護士・小柳恭平の関与を疑った美和は、再び施設を訪れる。恭平は「長生きで苦しんでいる人は早く死なせてあげた方がいい」という過激な思想を持っていた。そんななか、第二、第三の死亡事故が。家族の問題を抱え、虚言癖のある小柳による他殺ではないのか・・・
介護施設内での事件で介護士が主人公、とても興味深く読み応えがありました。
介護の現場の現状や問題等の部分がとても勉強になり、読んで良かったです。
もし自分の家族が介護施設に入所する事になったら、施設に対して文句やお願いを言う時は、自分ではできない事をやってもらっている、というのを常に頭に置いて発言しなければいけないな・・。
高級ホームならいざ知らず格安の施設だと人手が足りなく、仕事がキツ過ぎて、虐待とか手抜きとかが普通にあって当然というのは・・・辛いなあ・・。
自分の家族や自分が入るかもしれない事を思えば・・・ホームに入りたくないと思う人がいるのも解るな・・・。
それにしても、死にたいのに死ねない人に対しての処は、通いの医者や介護士の子の考えも、事実だしそうだよなあ・・・と思いました。
★以下ネタバレ★
まさか、あの医者さんが自殺されたとは。どうして急に・・・?
医者だと自分で薬とかも使えて痛くなく辛くなく出来る方法があって良いな・・(不謹慎でごめんなさい)
それと3人の不明死。小柳君は殺してなかったっぽい・・・。
そもそも最初のおばあさんは自分で柵を乗り越え自殺、最後の問題児のおじいさんに至っては、おじいさんに不満を持っていた別のスタッフの人が殺したのかな。
でも、なんだかハッキリせず、モヤモヤ曖昧な感じでした。
そもそも小柳君自体がキレると冷静さを失うし、嘘をついたり妙な性格だった。あと姉との関係も普通以上の執着があって怖かったし・・・。
でもミステリーやオチ以外の老人・介護問題部分がとても読み応えのある、読む価値の高い本でした。以上
それにしても怖くなります。
自分で人生を終える行動が出来る時っていうのは、まだ自分の体が動く時なわけだから、もうギリギリな状態って訳じゃないのよね・・・。
もうどうしょうもなく耐えられない時には自分の体が動かなくなっていたりして自分で何もできなくなってしまっている事も多いだろうし・・・。(この時点で、もし自●したとしたら家族もショックは受けるだろうけど、しょうがなかったんだな、楽になって良かったのかも・・と思えるかもしれないけど)
その状態に至る前に自●してしまうと、家族はショックを受けてしまうんだろうし・・・。
そういえば何年か前に感想は書きませんでしたが「自死という生き方 」2009/12/9 須原一秀 って本を読んだのですが、この人は実際に元気なうちに自死された方で、だいぶ前から自分で人生の終わりを決めて行動すると宣言していて、本当に実行されたんですよね。
うーん、出来たら自●はしたくないし。(と多くの人はそう思ってるはず)、それ以外となると、なんか毎日の様に言っちゃってますが、安楽死法案が出来るしか無い様な・・・。
いずれにしても、日本の医療の現状だと、最後苦しんで亡くなる事も多く、また死にたくても死ねないという状態が長く続く可能性も高く、これじゃあ安心して老後を生きられませんって!
政府は少子化問題解決にあれやこれや言ってますが、若い人も老後の事を考えると不安で貯金をするからお金が溜める方向に行って、なかなかお金が動かない。
もし安楽死法案が出来たら、生きやすくなる人が多くなるし、お金も今より回る様になるんじゃないかな。いざという時は苦しまずに死ねるというのは逆に安心して生きれるってこと、それってすごく重要な事だと思うんだけど。
介護士K 2018/11/29 久坂部羊
現役医師作家が、高齢者医療の実態に迫り人間の欲望にメスを入れる問題作!
介護施設「アミカル蒲田」で入居者の転落死亡事故が発生した。高齢者虐待の疑いを持ち、調査を始めたジャーナリストの美和は、介護の実態に問題の根の深さを感じていた。やがて取材をした介護士・小柳恭平の関与を疑った美和は、再び施設を訪れる。恭平は「長生きで苦しんでいる人は早く死なせてあげた方がいい」という過激な思想を持っていた。そんななか、第二、第三の死亡事故が。家族の問題を抱え、虚言癖のある小柳による他殺ではないのか・・・
良かった~~~重い本だから、気分を害されたかと思い、少し不安でした。
ん、介護って今は親や義親の問題だけど、20年後には、当事者になってるんですよね。
人生の終らせ方か~~~。
お金が無いから、安い施設しか入れそうにもないし、入れたとしても施設で苛められるのもイヤだし・・・
ね・・・どうしましょう。
安楽死か・・・。慎重にならないといけない問題だけど、私は賛成です。
だって、お金も無く・介護してくれる人もいなかったら、生きれないじゃない。
本書を読んでくれて本当にありがとうございます。こーやって、latifaさんの感想が聞けて嬉しいです。本当にありがとう
やだー!心配させちゃってゴメンなさい。
本はもっと早くに読み終わっていたのだけれど、感想書くのがすぐに書けなかっただけなの。
すっごく引き込まれて一気読みしたし、色々勉強になったし、ためになったよー、本当にありがとうね。
そうよね、自分の親の悩み、そして今度は自分がその立場に・・・。
北欧の介護施設の状況とかって、どうなんでしょうね。
とにかく将来が怖くてたまらない・・・。
「寿命が尽きる2年前」
わぐまさんちで同作家さんの新刊のレビューアップされてましたよねー。
こっちは、まだ入荷されてないの。残念。家の図書館って、入荷が遅いんだよね。入ったと気がついた頃には、リクエスト待ちが既に一杯になってたりするの。
わぐまさん、いつも面白い本とか情報頂けて感謝です!
「寿命が尽きる~」は、そんなにおススメしないです^^;
latifaさんって、確かお父様の介護をされた経験がありますよね?(勘違いだったらゴメンなさい)
介護経験のある人は、分かってる事が書かれていると思います。
何も考えないで生きている高齢者に読んで欲しい本かな。と思います
寿命が尽きる~、そんなんでも無いのね・・・。教えてくれてありがとう。
じゃあ、もし入荷に気がつくタイミングが良くて、気が向いたら借りるかも?って程度にしておきます。
そうです。同居していて、なんだかんだと亡くなる迄色々やっていたけれど、でも父をお家で介護してた訳では無いの。父は何年もガンで通院していて、ギリギリまでは普通に生活出来てて要介護とかじゃなかったの