リートリンの覚書

「大嘗祭」 大嘗祭、問題点 2



大嘗祭の問題点 2


・天皇制反対者

天皇制自体を、反対されている方もいます。


日本建国の時期を
明確に示す文献は存在しませんが、

「日本書紀」を基に考えると、
紀元前660年2月11日。

日本は、
現存する国としては世界最古の国なのです。




長い歴史を持つ日本。
何故ここまで続いたのか?

それは、
天皇制のシステムが関係していると思います。

もし、
天皇制を廃止するとしたら
どうなるでしょうか?

確かに、
形としては平等になるのかもしれません。

しかし、長続きはしないでしょう。

何故なら、
我欲の強い人が大勢いるのが現状なのです。

その人たちは、
自分が一番になろうとして、
争いを始めることでしょう。

彼らは自己本位ですから、
他者の思いやることなどしないでしょう。

力ずくで人々を押さえつけ、
物みたいに人を●していくかもしれません。

他の国では、
現在も争いが絶えず
続いているのがその証拠です。

やはり、

“天皇陛下の下、人々は皆平等”

この考え方だからこそ、
日本国は長く続いているのだと思います。

しかし…この問題は尾を引きそうです。



感想

大嘗祭に関して調べてみますと、

真の天皇になるために、
大嘗祭は必要不可欠な神事であること。

また、
様々な古い伝統が引き継がれ
再現される素晴らしい儀式であることが
分かりました。

しかし、
反対されている方々がいるのが現状です。
とても残念に思います。

私事ですが、
小学生のころ
地域の伝統芸能を披露する会
(いわゆる学芸会)がありました。

その際ですが、
自分の住んでいた地域以外の生徒は
伝統芸能を披露していました。

しかし、
自分の地域では、伝統芸能は無く、
普通の劇を演じました。

その際感じたことは、
他の地域への羨望と嫉妬。

そして伝統の無い自分の地域を
恥ずかしく思いました。

伝統が無いまたは、
捨てるという事は
子孫にそのような気持ちを
抱かせることなのです。

アーノルド・J・トレンビーという、
歴史学者がいます。
彼は、

神話とか伝統を忘れた民族は、世界の歴史上例外なく滅んでいると

述べています。

天皇陛下そして大嘗祭。
日本に無くてはならないものだからこそ、
先祖はずっと守り続けて来たのです。

自分達も守り
後世に伝え続けるべきだと自分は思います。

・そのほか
今回大嘗祭を調べて知ったことなのですが、

前回の平成の大嘗祭の際には、
悠紀地方であった秋田県の護国神社が
過激派による放火により、
全焼するなどの妨害を受けました。

また、
主基地方に選ばれた大分県でも
大分市の県農政部長宅が
発火装置付きの火炎瓶によって
放火されました。

そのほかにも、
即位行事に対する
反対のハンストが行われていたようです。

すでに終わった事ですが、
とても残念に思います。



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(参考)大嘗祭と古代の祭祀 岡田荘司
(参考)大嘗祭の起こりと神社信仰 森田勇造
(参考)大嘗祭の構造 平野孝国
(参考)大嘗祭の本義 ー民俗学からみた大嘗祭ー 折口信夫 現代語訳 森田勇造
(参考)大嘗祭 真弓常忠
(参考)天皇と国民をつなぐ大嘗祭 高森明勅
(参考)神道みえないものの力 葉室頼昭

・調べた範囲のことをご紹介していますので、学術的、専門的なものではありません。
・ご紹介する説はあくまでも一説です。特定の説を事実であると主張する意図はありません。
・特定の国家、地域、団体、宗教、歴史について事実を湾曲したり、批判したりする意図もありません。


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