先日、録画しただけで見ていない番組を整理しようと、ビデオデッキを見てみたところ、NHKの日曜美術館の番組が目に留まりました。
「疫病をこえて 人は何を描いてきたか」
これは見なければ!と見てみたところ、なるほど~!と思うことがたくさんありました。
疫病の原因がウィルスであることなど知る由もない時代、周りでバタバタと人が死んでゆく恐怖。
理由のわからないこと、目に見えない敵は、不安や恐怖を増大させます。
疫病を「鬼」に例えて表現することで、人々はその理不尽さに向き合うことができるようになったのだそうです。
私はそれを聞き、「あぁ、これはアートセラピーだ!」と思いました。
医療や文明が発達した現代においてもなお、人々はウィルスの脅威に不安を感じています。
そんな中、熊本の海に現れ、豊作と疫病を予言したといわれる「アマビエ」が話題を呼んでいます。
今も昔も「アマビエ」は疫病から人々を守ってくれるお守りなのです。
可愛くユーモラスなアマビエを見ると、少し不安が軽くなり明るい気持ちになりませんか?
著名な漫画家さんやアーティストさんに加え、一般の方々も自由にアマビエを描いて投稿したりしているという話を聞き、私も「アマビエぬり絵」を描いてみました!
「アマビエ」さんを面白がり、可愛がることで、コロナと明るく向き合ってゆけるといいな