瀬戸内の街から、今年3月に全線開通したばかりの「中国やまなみ街道」を通って出雲大社へ出かけました。
尾道を過ぎるとそこから先はずっーと山また山。
中国山地を2時間走るとようやく開けた土地が見えてきました。
いよいよ神々のおわします出雲の地へ到着です。
まずは腹ごしらえと、出雲大社近くで名物の出雲そばをいただきました。
3段の丸い漆器にそばを盛って出す「割り子そば」が有名だそうで、そばつゆはそれぞれの器にかけていただきます。
トッピングには大根おろしが定番だそうです。私達がいただいたおそばの薬味はとろろ、かつおぶし、生卵にネギともみじおろしがついていました。
大変美味でした(*^_^*)
さて、腹ごしらえが済んだらいよいよお参りです。
初めてお参りする出雲大社は伊勢神宮や熊野大社のように厳しい感じではなく、おだやかでおおらかな印象でした。
ご祭神は因幡の白うさぎの話で親しまれている大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)です。
縁結びの神様として知られ、福をもたらす大黒様でもあるそうです。
お参りの仕方は2礼2拍手1礼ではなく、2礼4拍手1礼でお参りするのが習わしだそうです。
また、節合わせ(=不幸せ)にならないように両手の節を合わせないようにするのがよいそうです。
境内にはあちらこちらにうさぎの像がありました。
ご利益でしょうか、境内で玉虫を見ましたよ。
出雲はぜんざいの発祥の地でもあるそうで、参道のお茶屋さんで「冷やしぜんざい」なるものをいただきました。蜜豆みたいでおいしかったです。
ぜんざいは出雲の神在餅(じんざいもち)が訛ってぜんざいになったのだそうです。
一休みして日本海を見に行きました。
日御碕灯台は石造りでは日本一の高さで、中の階段は163段あります。
上まで登って降りてきたら足がつってしまいました
今回は急ぎ足の観光だったので、宍道湖も行かれなかったし、島根県立古代出雲歴史博物館も行かれませんでした。
しかも出雲大社神楽殿の日本一の大しめ縄も見逃してしまったのです。
ご縁があってまた訪れることが出来たらいいなあ。
出雲大社は縁結びの神様ということですが、男女の縁のことだけを言っているのではなく、社会が明るく楽しくなるように、すべてのものが幸福であるように、お互いの発展のためにつながりが結ばれることを願っておられるのだそうです。
皆によいご縁があって、皆が幸せになるといいなぁ、と思った出雲観光でした