さわだ和代

写真付きで活動報告・日々のできごとやおもいを綴ります。

京都アニメーション放火事件に思うこと

2019-07-26 10:28:34 | 日記
7月25日の放火事件発生から一週間が過ぎました。犠牲になられた従業員34人の方々に心からお悔やみ申し上げます。
そして今も病院で治療中の従業員の皆様にお見舞い申し上げます。

亡くなられた34人全員の身元が特定し、遺体が家族に引き渡されたという報道がありました。
ご家族の底知れぬ悲しみは想像を絶します。
そして、アニメファンの落胆と悲しみも本当に大きいです。

7/26付けのしんぶん赤旗にこの事件に関して、精神科医の香山リカさん、元アニメ制作会社勤務で日本共産党多摩市議の大隈真一さんの記事が載っていました。

犠牲になられた方は20代から30歳代の若い方々だという事も心が痛いです。
道半ば、希望に満ちた命が突然絶たれました。

今後このような事件が起こらないようにするには何が必要なのか、どういう社会にしていけば良いのか香山リカさんは言及しています。
「容疑者の異変に気付き、引き留める人が誰もいなかったことが残念。」「本人の怒りが膨張し犯行に結びつくまでの間に誰かが気付き、なんらかの形で社会に組み入れることができなかったのか」

何か事件が起こると、精神疾患者や引きこもりの人たちを排除し、遠ざけようとする風潮がありますが、むしろ逆に、どんな人でも社会と繋がっている環境、適切に包み込む社会が犯罪の抑止力になるのではないでしょうか。

2019年7月26日 しんぶん赤旗 より