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さわだ和代

写真付きで活動報告・日々のできごとやおもいを綴ります。

介護保険料払ってサービス受けられない。これって国家の詐欺

2018-05-27 18:03:13 | 日々の活動
午後から岸和田社会保障協議会の介護保険学習会と総会に参加しました。
介護保険は要支援の方が総合事業でなく、現行通りのサービスを希望したら現行サービスが受けられるとなっていましたが、実際そうなってない実態。

94歳の方が「わたしは今まで通り在宅で訪問介護で家事援助してほしい」の希望を聞きケアマネとして計画書を出したら「訪問介護は適当でない。運動して自立するように」と適正審査委員会にかけられ、「デイサービスに行かない理由を明記せよ」と締め付けられます。本人が選ぶ事こそ一番優先されなければなりません。「94歳の方に運動させて、自立支援せよ!」とは人を見て判断せず、机上の空論にしかないと現場からの意見が出されました。

ヘルパーの専門性を引き剥がす、緩和型サービスの担い手として、市が行う講習さえ受ければにわかヘルパーが養成されています。この方たちは報酬が引き下げられた総合支援事業のヘルパーとして働きます。

しかし、担い手が少ないため、実際、現場に行っているのは介護福祉士を持ったヘルパーで専門性を持ちながら、今までよりも低い報酬で働き、事業者は今まで通りの賃金を介護労働者に支払うことになっています。

このままでは事業者が経営的に継続出来ず、結局、利用できる事業所がなくなり、介護難民が増加します。その中で重症化も起こってくるでしょう。なんかしている事が逆ですよね。

国の言うことに忠実に仕事をする地方公務員ほど住民や現場にとって不幸なことはありません。現場の声を届け、利用者の声を伝えて、市で取り組める施策をしていくよう求めて行かねばなりません。

また、介護保険料の設定の仕方が、悪すぎる問題もあります。
介護保険できるまでは100%公費で賄っていました。
今は介護事業費用の50%だけ公費、あとは40歳から64歳までの保険料徴収、65歳からの保険料徴収を合わせて50%にしたものだから高齢者の中で「あんたらが介護保険使うから保険料が上がるんや!」と国民分断が始まっている。という指摘も。

ここでも弱者いじめの政治がクローズアップされました。

お友達には大盤振る舞い。アメリカ様には言われた通りの武器購入。税金の無駄使い。不正流用。年金減らして、介護保険値上げするとは何事だ!税金の使い方間違っている。

今年、社会保障協議会の副会長に選任されました。押し寄せる社会保障の値上げと、制度改悪に思考停止になりそうだけど、皆さんと共に勉強して議会の場で生かしていきたいです。

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