2019年4月19日 事故発生。運転者と同乗者を含む8人が重軽傷を負い2人が死亡。直後に息子に電話、ネット上の情報隠蔽。しかし運転者は逮捕されず。
直後から運転者が元官僚だからか、近頃増加している高齢者だからか、車がプリウスだからかネット上で注目が集まる。
テレビやネットのメディアでは運転者が入院している間は逮捕されないのが普通だと火消しのような意見が散見される。
2019年5月18日 運転していた加害者の老人が退院したが、警察は任意で事情を聴くのみ。ネット上では更に炎上する。
テレビやネットのメディアでは加害者が逃亡の恐れがない場合は逮捕されない場合があると、またも火消しのような意見が散見される。
加害者が謝罪を各被害者に申し入れていると報道される。
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私の思うに、現時点では複数いる被害者相手に示談を成立させることに全力を挙げているものと思われ。
検察での捜査が終わるまでに1件でも多くの示談をとるために謝罪でも金でも何でもするやろ。
警察は逮捕するか否かについて、前記のように逃走の恐れがないかなど判断に幅を持たせる事が可能だ。
今後、検察に書類送検することになるはずだが、逮捕しないまま書類送検する可能性もある。
その際、マスコミはまるで郵便を送るような軽いニュアンスで「警察は検察に書類を送った。」などと報じるかもしれない。
圧力だか忖度だか知らんが「書類送検」という言葉を意図的に避けたりしてね???
警察は書類送検する際に、意見書(加害者は反省の度合いが強いなどと)を付けることが可能だそうだ。
行間には「君たちも公務員なら官僚という立場の意味は十分判っているよな。」だったりしてね。
検察も全部では無いにしても示談が成立しているのがあれば、それも理由の一つとして結果、不起訴という判断がなされる可能性もある。
そうなった場合、逮捕歴はつかない。不起訴なら裁判も行われずに実質法的にはお咎め無し・・・。
以後、雲隠れ。という線も十分にあり得る。
個人的に感情では如何なものかと思う。
金を積まれても亡くなった家族は戻ってこないし、悲しみも癒えることはない、怪我をされた方も万全な状態に治るとは限らない。
被害者、及び、その遺族には十分な賠償がなされることを切に願う。