ベドリントンテリア、レックスの成長日記と私の初妊娠ライフin Perth

愛犬ベドリントンテリアのレックスの写真、旅行記、パースでの私のきままな生活、そして最近妊娠発覚!妊娠経過もお届け。

洪水の危機 

2011-01-31 | その他

昨年末から現在に至るまで、クイーンズランド州やビクトリア州(ブリスベンやメルボルンの近辺)は大洪水でかなりの被害が。何人もの人が犠牲になり、何千人もの人が家を失い… 学校や道路など、街の復興には莫大な費用と時間がかかると毎日のようにニュースが流れ…。

私が住む西オーストラリア州パースでは、日照りが続き水不足が深刻。洪水なんて…って思ってたけど…。2日前の日曜日、サイクロンの影響もあってなのか、とつぜん、20分間程度の雷をともなう集中豪雨。ちょうどショッピングセンターにいた私は、「恵みの雨だ~」と大喜び。ショッピングを終え、帰宅すると…。目が点に。

私が住む通り、しかも我が家近辺だけ浸水????

写真ではわかりにくいかもしれないけど、水位は容易に足のくるぶしがかくれる程度。たった20分の雨で?? しかも我が家の前だけ??この通り、両端から少し傾斜がついてて、ちょうどうちの前あたりが一番低くなってる

らしい。いままでまったく気づかなかった…。排水溝が2箇所あるんだけど、明らかにまともに機能してない…。どこからやってきたのか、おたまじゃくしまで泳いでた…。

気の毒なのはうちの真向かいのこの家。通りで一番くぼんでる場所に位置し、しかも我が家サイドよりも低い位置にあるもんだから、すべての水がこの家の裏庭にむけてまっしぐら。

近所の人が珍しい光景に見学に。「洪水」にはみんな敏感になってます。クイーンズランドのこともあるから。

今回は、たった20分の集中豪雨ですんだからとくに被害には及ばず、1時間後には水もはけてたけど、もしこれがクイーンズランド州みたいに何週間も続いてたら…それどころかあと数時間続いてたら間違いなく我が家は床下浸水…。もしくは床上??

クイーンズランドやビクトリア州での大洪水のニュース、人事ではありません。さっそく、家の保険をチェック。洪水被害はカバーされるのかどうか。

現在、オーストラリア政府は、クイーンズランド大洪水復興資金をえるため、新たな税金導入を提案中。これがまた微妙に不平等なもので、低所得者とクイーンズランドの洪水被害者は支払い免除。労働者は、所得にもよるけど、だいたい$1から$5/週 を負担することになるという。しかも、この提案、みんなが募金したあとに発表。うちもすでに、$100程度を募金済み。強制的に税金として徴収されるのがわかってたら$100も募金しないって!!(怒)個人的に私が納得できないのは、自然被害によって苦しんでるのは、クイーンズランドだけじゃないってこと。西オーストラリア州でも北のほうでは洪水被害にあい、農作物はだめになり、農家の人は苦労してるし、中には家が被害にあった人もいるはず。昨日のサイクロンで、家の屋根が飛ばされた人たちもわんさか。そんな人たちがクイーンズランドを助けるために、税金を払わされるの??? 今後も、このような異常気象は続いていくはず。近い将来、新たな自然災害も絶対に起こると思う。そんなとき、誰1人、募金しないような国になっちゃうんじゃないかとちょっぴり不安。復興のためにお金が必要なのはわかるけど…なんか微妙です。