ベドリントンテリア、レックスの成長日記と私の初妊娠ライフin Perth

愛犬ベドリントンテリアのレックスの写真、旅行記、パースでの私のきままな生活、そして最近妊娠発覚!妊娠経過もお届け。

BARF (バーフ)ダイエットに挑戦中

2011-03-09 | ベドリントンテリア レックスのページ

レックスを飼い始めてすぐの頃に、ペットフードを作ってる会社で働いてる人に出会いBARFダイエットの存在を知りました。当時、私はレックスにADVANCEというドライドッグフードの中ではプレミアムとして売られているブランドのものを与えていて個人的には満足していました。ブリーダーさんからもお墨付きだったし、スーパーで売られている安いドッグフードよりはぜんぜん栄養価も高いしいいものだろうと思っていました。

でも、その人いわく、「ドッグフードを愛犬に与えるのは毒物与えてるようなもの」と言われ…かなりのショックを受けました。その人の会社では、BARFダイエットに基づいたパテを販売しているということで、いろいろ教えていただきました。

BARF(Bone And Raw Food)ダイエット。日本語では生骨食事療法みたいな感じ。けっこう昔から一部の人に推奨されてきた犬の健康食。発端者は、オーストラリアの獣医師でもあるDr Ian Billinghurst (イアン・ビリングハースト先生)。何冊かバーフダイエットに関する本も出版されていて、私は、図書館から借りてきて、2冊読みました。「The BARF diet」と「Give your dog a bone」 バーフダイエット発祥の地、オーストラリアにせっかくいるんだから挑戦してみようって興味がそそられました。

犬の発癌率上昇や他の病気の罹患率上昇は、プロセスフードに含まれる保存料や添加物が原因。しかも、穀物が主体となった食事は犬の体に合っていない。犬の祖先である狼は、獲物をゲットし、生でそのまま食べていた。犬本来の生理学的欲求に適した食事は、狼同様、生食だという考え。イアン先生の長年の調査によると、バーフダイエットを基本とした食事を食べている動物は、免疫が強く様々な病気、現代病なんかにかかりにくいと証明されています。本には、いろいろ細かに難しいことがいっぱい書かれていますが、まぁ、簡単に言えば、犬に生の骨と肉、生の野菜と果物をあげましょう!ってこと。もちろん、これら生食の中でも栄養バランスが崩れないように工夫する努力が必要でいろいろなサプリメントも与えるよう推奨されています。

レックスは、部分的バーフダイエットを始めて早8ヶ月。ドッグフードの買い置きがあったこともあり生食半分、ドッグフード半分をずっと食べてきました。で、最近、買い置きのドッグフードがなくなったため、100%バーフダイエットを食べ始めたところです。レックスがパピーだった頃は、骨を飲み込んだらどうしようって心配で心配で、骨を金槌で砕いて小さくして与えていましたが、これがとっても重労働。今では、落ち着いて食事ができるようになったので、ある程度の形があるまま与えています。経済的に助かるのが鶏がら。私の近所では鶏がらが$1.50/kgで購入できます。普段のメインの食事はこの鶏がら。それに野菜や果物をまぜて与えています。やはり毎日、同じチキンだと飽きるようなので、たまにラム肉や豚、牛なんかも与えています。レックスのお気に入りは、豚の背骨やラムの首の骨、豚レバーなんかも好きみたいです。全部生で与えなければいけないので、私のほうがちょっと気持ち悪くなったりしちゃいます。特にレバーや心臓などの内臓物系…。オェ…ってなりそうになります。(苦笑)

イアン先生の本によると、野菜や果物は完全にすりつぶさなればいけないと書かれています。犬には消化吸収できない物質があるらしく、そのまま食べたのでは栄養素が吸収できない。野生の狼は、これらの必要な栄養分を獲物の胃腸内の残留物から摂取している。だからその残留物に似たような形にするのに、ミキサーやジューサーでグチャグチャにして与えるのが好ましい、と。

私は…面倒なのでしていません…そのまま与えてる…。でも、これまでの経験上、コーンとにんじんは、そのまま与えるとそのまま出てくるので、つぶすようにしていますが。

大型犬だとこれを丸ごと1つあげる人もいるようですが、うちの子は小さい子なんで1口大にカットします。

カットしてる最中、レックスは絶対にキッチンから離れません。なぜなら、たまに肉や骨の破片が飛び散ってくるのを拾い食いできるから!!(笑)

↑ ある日のレックスの夕食。手前の塊がラムの骨、あとは1口大の鶏がらと、りんご。ちょっと時間はかかるけど、上手にこのラムの骨を砕いて完食します。バーフダイエットで、大きな肉や骨の塊をあげる際の欠点は… 床が汚くなる、ベッドに持ち帰って食べるとベッドカバーを毎日洗濯しなくちゃいけなくなる…それくらいかな。

バーフダイエットの利点は… 保存料・添加物が一切入ってないし、何をあげてるか自分がしっかり把握できる点。うOこの量が激減、しかも湿りの少ない拾いやすいものになります。歯はいつも白くピカピカ。口臭は…ないと思うけど、なんせ生肉の臭いがするので良し悪し?  あごが強くなる、などなど。

生食反対派の意見もネットで読んだりしたけど、今のところ、私の中ではこのBARFダイエットが一番のお気に入り。しばらくは続けていこうと思っています。どんな食事を食べたって、必要栄養素のすべてがとれることってないと思うし、私たちだって偏った食事しながら元気に生きてるし。ドッグフードに使われてる材料の質の悪さも問題になってるし、とりあえずは、保存料と添加物をカットでき、人間食レベルの質のお肉と骨をあげてることにちょっと安心できています。

イアン先生によると、日々の食事は栄養的に偏ってても問題なし。月単位で考えたときにバランスがとれているようにすればいい、って。基本は60%生骨肉、15%野菜、10%内臓系、10%様々な追加物(サプリメント)、5%果物。これからも試行錯誤しながらレックスのためにBARFダイエット頑張りま~す。

 

 

 

 



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