2011年、小栗旬&長澤まさみ主演で実写映画化された、映画「岳」。
わたしは、原作のファンで、世界観を壊されそうで怖くて観にいけなかったのですが。
やっぱり気になったので、DVDで鑑賞しました
山のシーンが、予想以上に良くて、感動しました
主演の小栗旬と長澤まさみも光っていました
原作の主人公・島崎三歩は、もっと熊みたいにゴツくて、顔もあんなにハンサムじゃないけどネ
山は美しく、非情なほど冷酷で残酷な試練を人に与えます。
わたしは、この漫画をいつも号泣しながら読んでいます。
ただ、主人公・島崎三歩の爽やかな人物像に救われ、(キレイな涙を流したな)と思えてしまう。
読んだあと、心の垢を落としたような・・・
社会のしがらみや、複雑な人間関係、親戚づきあい、仕事のストレス、目に見えないプレッシャーやコンプレックス・・・etc
日常の中で、知らず知らず蓄積されている自分の中のマイナスエネルギー。
それらが、涙を流すことで浄化されていくような感じです。
山での人の生き死にの場面は、胸が締め付けられるような思いに駆られますが、それでも山に登る人の気持ちは、少しわかるような気がします。
わたしも、いつか登ってみたいです