僕は名もない凡人でいたい

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希望の言霊

2013年06月12日 | 闘病記

西に台風が来ており、部屋の中にいても湿度が高く、蒸し暑いような肌寒いような、室温調整ならびに体温調整が難しいお天気です。

昨日、外来で検査した結果、大事は見当たらないものの、ウィルス感染しているような気配がありました。

でも、移植後初めて、血小板が10万を超えました

正常値です。

もう輸血の心配もありません

血小板はなかなか上がらないと言われていましたが、まさか半年近くかかるとは・・・・・・。

入院中は、いくら輸血しても血小板が回復せず、その数が5千を切る時もあり、何もしなくても体中が内出血していました。

(もし今、重症な内臓疾患が起こって緊急手術が必要となっても、血小板がないから手術が出来なくて、自分は死んじゃうんだろうなぁ・・・・・・)

なんてぼんやり考えて、感染症にならないため、生きるために、ひたすら「うがい」「手洗い」をしたことを覚えています。

あの頃、わたしに出来ることはそれだけでした。

1人では動けず、そのたびにナースコールを押して看護師さんに手伝ってもらったのですが、口の中が痛くてハッキリ喋ることが出来なかったので、「うがい」を「ウガーウガー」と言ってました。

ほとんど動物みたいです。

「これだけは言いたい。絶対にちゃんと良くなるから!!」

「絶対」のところを、すごく強めに言い放った、Hさんの爽やかな笑顔を思い出します。

骨髄移植をし、驚異的な速さで回復して、2か月ちょっとで退院して行ったHさん。

‘今が、どんなに苦しくても辛くても痛くても、絶対に良くなるから大丈夫

同じ病気と闘う彼女の言葉が、どれほどわたしに希望を与えてくれたことでしょう。

これからの人生の中でも、ずっと大切にしていきたい言葉の宝物です。


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1 コメント

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良い言葉ですね ()
2013-06-12 14:36:30
良い言葉ですね
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