『ピアノの森』が18年の歳月をかけて、とうとう完結!
文字通り、感動の嵐だった
音楽への情熱、すべてのピアニストへの尊敬、そしてすべての人間に対する温かいまなざしが、随所に散りばめられている素晴らしい作品。
この漫画が本当に言いたかったことは、ショパンコンクールに優勝することではないことが、最後まで読むとわかる。
ピアニスト生命を絶たれた阿字野壮介と少年・一ノ瀬カイの出会いは、ひとつの奇跡だった。
中国人のパン・ウェイが地獄のような日々を抜け出して、ピアニストとしての道を新たにしたことは感動的だった。
「ピアノ? クラシック? そんなもん興味はないよ」---という人たちも、それぞれの人生で輝きを放っていた。
主人公カイのお母さんは、売春まがいの水商売で生計を立てており、息子への愛情の深さゆえにカイを手放す決意をしている。ほとんど赤の他人とならなければならず、悲しい別れだったが、母の愛には心を打たれた。
演奏者それぞれの壮絶な人生もさることながら、審査をかき回す裏社会の人間も現れ、審査員それぞれの葛藤も見どころだった。
「私は2度と音楽を裏切らない」
一審査員の勇気ある言葉が胸に響く。
どんなに悲惨な状況だろうと、必ず救いが、希望があるんだと思わせてくれる一色まことの漫画は、だから好き
【最近買った本とか漫画とか】
ピアノの森26巻
おおきく振りかぶって26巻
百鬼夜行抄15巻
戊申繚乱
ベルリン・フィル~あるオーケストラの自伝
なんかもおー、目白押しですなっ
文字通り、感動の嵐だった
音楽への情熱、すべてのピアニストへの尊敬、そしてすべての人間に対する温かいまなざしが、随所に散りばめられている素晴らしい作品。
この漫画が本当に言いたかったことは、ショパンコンクールに優勝することではないことが、最後まで読むとわかる。
ピアニスト生命を絶たれた阿字野壮介と少年・一ノ瀬カイの出会いは、ひとつの奇跡だった。
中国人のパン・ウェイが地獄のような日々を抜け出して、ピアニストとしての道を新たにしたことは感動的だった。
「ピアノ? クラシック? そんなもん興味はないよ」---という人たちも、それぞれの人生で輝きを放っていた。
主人公カイのお母さんは、売春まがいの水商売で生計を立てており、息子への愛情の深さゆえにカイを手放す決意をしている。ほとんど赤の他人とならなければならず、悲しい別れだったが、母の愛には心を打たれた。
演奏者それぞれの壮絶な人生もさることながら、審査をかき回す裏社会の人間も現れ、審査員それぞれの葛藤も見どころだった。
「私は2度と音楽を裏切らない」
一審査員の勇気ある言葉が胸に響く。
どんなに悲惨な状況だろうと、必ず救いが、希望があるんだと思わせてくれる一色まことの漫画は、だから好き
【最近買った本とか漫画とか】
ピアノの森26巻
おおきく振りかぶって26巻
百鬼夜行抄15巻
戊申繚乱
ベルリン・フィル~あるオーケストラの自伝
なんかもおー、目白押しですなっ
音楽を裏切らない、しみる言葉です。
その一言で是非とも読んでみたいと思いました。
また大人買いしちゃいそうです。
(わたしも1巻から読みなおそうっと)