僕は名もない凡人でいたい

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ベートーヴェン様

2013年05月31日 | 音楽活動

最近、ベートーヴェンフェスティバルやっていますね

「やってますね」なんて、実はわたしが家で一人盛り上がっているだけですが

もう本当、ヲタクですいません(笑)

いま、交響曲3,5,6,7,9のそれぞれ第1楽章を聞きながら書いています。

やっぱり好きです。

ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン様。

10代の頃は、ほとんどベートーヴェンさんに恋していました

その繊細さ、純粋さ、力強さ、不屈の闘志。

ひそかに書かれた『不滅の恋人』へ宛てた恋文は、相手が誰なのかいまだ謎であり、ベートーヴェンの死後、自宅から発見されたために、投函されたのか、それとも投函したが返送されたのかもわかりません。

ただ、彼にとって最後の、最愛の人への手紙であったことは確か。

壮大なロマンスを想像してうっとりしてしまいます。

(ベートーヴェン作曲「ロマンス」というバイオリン曲もあるの

人に裏切られることを極度に恐れ、また、耳が聞こえないことを悟られまいとして、「人嫌い」「気難し屋」と言われながら、命を懸けて作曲活動を続けたベートーヴェン。

最期の時--。

病に伏し、指一本動かせないほど弱っていた彼は、驚くべきことにこぶしを高く上げました。

そしてその瞬間、嵐が起こり稲妻が光ったのです。

伝説の人です。

いま、

CDが交響曲第7番に突入しました。

ドラマ「のだめカンタービレ」でよく聞かれた曲です。

作曲当時は、「精神病的」なんて批評した人もいたらしいけど、ベートーヴェン人気に対するやっかみとしか思えません

音階が上昇して解放された瞬間、花が一斉に咲くような華やかさを放ちます。

「わぁぁぁぁぁぁあぁっ

って感じ。

なんだそりゃ(笑)

でも、本当にそういう感嘆詞が出てきちゃうのです

そして、第9番。

魂は、地上で花咲かせた第7番をさらに突き抜け、天上の宇宙へと飛び立っていきます。

高く高く、どこまでもーー。

そしてフィナーレは、日本刀で一刀両断されたかのような、切れ味で終わっています。

ベートーヴェンですら、究極の高みの向こうへたどり着けなかったというのでしょうか。

交響曲第9番は、30年以上の構想ののちに完成しました。

ベートーヴェンがモーツァルトみたいに早世じゃなくて良かった!

命に期限がある限り、芸術家が作品を世に送り出せる時間は、本当に少ないものだと思います。

(たとえば、文学では須賀敦子さん。素晴らしい文章で憧れの人ですが、作家としての人生が短く、作品が少なく、あまり知られていなくてとても残念です)

でも、なにかを生み出せる人って本当に素晴らしいですね。

0を1にするって、すごいです。

(わたしは消費してばっかりです


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2 コメント

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オタク万歳だよ~(p^ω^q)(笑) (ごん)
2013-06-01 20:29:21
オタク万歳だよ~(p^ω^q)(笑)
素敵な話ですね。
私も聞きたくなりました♪
またお話教えてください[E:happy01]
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ごんさん (lib)
2013-06-02 08:46:26
ごんさん
コメントどうもありがとう[E:happy01]
「交響曲3,5,6,7,9のそれぞれ第1楽章」
と書いてしまいましたが、正しくは、
「交響曲第3,5,6,7のそれぞれ第1楽章と、第9の第4楽章」
でした[E:sweat01]
お会いする機会があれば、コピーしますのでぜひ聞いてみてください[E:note]

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