最近、ベートーヴェンフェスティバルやっていますね
「やってますね」なんて、実はわたしが家で一人盛り上がっているだけですが
もう本当、ヲタクですいません(笑)
いま、交響曲3,5,6,7,9のそれぞれ第1楽章を聞きながら書いています。
やっぱり好きです。
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン様。
10代の頃は、ほとんどベートーヴェンさんに恋していました
その繊細さ、純粋さ、力強さ、不屈の闘志。
ひそかに書かれた『不滅の恋人』へ宛てた恋文は、相手が誰なのかいまだ謎であり、ベートーヴェンの死後、自宅から発見されたために、投函されたのか、それとも投函したが返送されたのかもわかりません。
ただ、彼にとって最後の、最愛の人への手紙であったことは確か。
壮大なロマンスを想像してうっとりしてしまいます。
(ベートーヴェン作曲「ロマンス」というバイオリン曲もあるの)
人に裏切られることを極度に恐れ、また、耳が聞こえないことを悟られまいとして、「人嫌い」「気難し屋」と言われながら、命を懸けて作曲活動を続けたベートーヴェン。
最期の時--。
病に伏し、指一本動かせないほど弱っていた彼は、驚くべきことにこぶしを高く上げました。
そしてその瞬間、嵐が起こり稲妻が光ったのです。
伝説の人です。
いま、
CDが交響曲第7番に突入しました。
ドラマ「のだめカンタービレ」でよく聞かれた曲です。
作曲当時は、「精神病的」なんて批評した人もいたらしいけど、ベートーヴェン人気に対するやっかみとしか思えません
音階が上昇して解放された瞬間、花が一斉に咲くような華やかさを放ちます。
「わぁぁぁぁぁぁあぁっ」
って感じ。
なんだそりゃ(笑)
でも、本当にそういう感嘆詞が出てきちゃうのです
そして、第9番。
魂は、地上で花咲かせた第7番をさらに突き抜け、天上の宇宙へと飛び立っていきます。
高く高く、どこまでもーー。
そしてフィナーレは、日本刀で一刀両断されたかのような、切れ味で終わっています。
ベートーヴェンですら、究極の高みの向こうへたどり着けなかったというのでしょうか。
交響曲第9番は、30年以上の構想ののちに完成しました。
ベートーヴェンがモーツァルトみたいに早世じゃなくて良かった!
命に期限がある限り、芸術家が作品を世に送り出せる時間は、本当に少ないものだと思います。
(たとえば、文学では須賀敦子さん。素晴らしい文章で憧れの人ですが、作家としての人生が短く、作品が少なく、あまり知られていなくてとても残念です)
でも、なにかを生み出せる人って本当に素晴らしいですね。
0を1にするって、すごいです。
(わたしは消費してばっかりです)
素敵な話ですね。
私も聞きたくなりました♪
またお話教えてください[E:happy01]
コメントどうもありがとう[E:happy01]
「交響曲3,5,6,7,9のそれぞれ第1楽章」
と書いてしまいましたが、正しくは、
「交響曲第3,5,6,7のそれぞれ第1楽章と、第9の第4楽章」
でした[E:sweat01]
お会いする機会があれば、コピーしますのでぜひ聞いてみてください[E:note]