婦人科 腹腔鏡手術

足の裏に油性ペンで名前を書いて、さながら市場のまぐろ状態。
手術室に入ると、５人ほどの医療スタッフが待ち構えていて「いらっしゃいませー」、とまでは言わないけど、ニコニコ笑顔で迎えてくれます。
手術台に乗ったら、すごい、すごい手速さで、わたしの体にどんどん装置が取り付けられていく。心電図とか人工呼吸器とか、点滴ルートを取ったり、色々……よく見えないけれど色々。
点滴ルートを取って麻酔が入って「眠くなりますよ」の声に、目がぐるぐる回って「いや、眠くなると言うかなんというか、目がぐーるぐーる回……」で、夢の世界へ。

ステージに立って今からアリアを歌わなければいけないのに喉の調子がおかしい。前奏が始まってもう歌いださなくちゃいけないのに声が出ない！
という夢を見ていた。
ちょうど、喉の奥に差し込まれた人工呼吸器が外されたところだった。
（しばらく喉が痛くて声が出ませんでした）
目が覚めて、うつろうつろで、病室に戻っても夢うつつで、夫が「ちゃんと上手くいったからねー大丈夫だからねー」と声をかけて手を握ってくれて、父が「じゃあ、お父はかえるよー」と涙をすすっていて（いつも泣いているので心配無用）、、、、

お小水の管が入っているのに、おしっこが出にくいのは理由がちゃんとありました。
管人間の時間は決して長くない。
翌日（今日）午前中には全部すっきり取れました。
（開腹手術の場合はもっと長いのでしょうか）
痛みは、おへそのあたりと左わき腹に鈍痛がありますが、咳をしたり動いた時だけです。

今のところ、順調。
手術は成功です