映画「プリンセストヨトミ」をDVDで見ました。
個人的意見であることを、まず主張しておきます。
映画の感想は、欠伸が出るほど退屈。
陳腐な大阪国設定に失笑。
音楽だけはやたら壮大。
出演者は豪華なのに。
綾瀬はるかも堤真一も好きな俳優なのに。
カッコイイたこ焼き屋さん役で玉木宏も出てたのに。
現代芸術なのでしょうか。
徳川家が豊臣家を滅ぼした1615年「大阪・夏の陣」を連想させる「赤く燃える大阪城」や、「鳥居、松平などの人名」・・・・・・ほかにも、なんらかの関連がイメージできるモチーフが映画のそこかしこに散りばめられ、歴史的背景と現代が絡み合う効果を生み出している、という感じです。
やりたいことはわかるんだけど。
セーラー服を着た男の子は性同一障がいというより、単純に女装家に思えます。父から子へ受け継がれる大阪国民としての目覚めとか、日本国政府から5億円ぽっちのお金が流れていることとか、プリンセスを守るために立ち上がった大阪国民がプリンセスを無視しているところとか、国会議事堂の使用価値とか・・・etc。
意味のわからない、つじつまの合わないことだらけです。
まぁビックリ久々のC級映画でした
人によっては、高く評価している人もいると思いますが・・・。
でも、こうして論議されることもまた、評価のひとつかもしれません。なんの影響力も持たない作品よりは。