僕は名もない凡人でいたい

バイオリン オペラ 文芸 旅行 絵……そして、日常。白血病闘病記も

音楽は麻薬

2018年08月10日 | 音楽活動
3回目のヴァイオリンレッスン。
自作の譜面下敷きとsonyの録画機材を持って行く。

休憩なし、立ちっぱなしでヴァイオリンを弾き続ける2時間半だった。
後半はへとへとだ。
指が回らなくなり、楽譜のどこを見ているのか定まらなくなり、ドだかレだか何の音かもわからなくなり、床に落とした鉛筆を拾おうものなら小鹿みたいに足がガクガクしてしまう。

先生は音楽に一点の妥協も許さない人で、対する自分は、音楽がわからない人間(でも何故かヴァイオリンは弾ける)である。
わからないことを続けるとは、なんという労苦か。
先生の忍耐もものすごいと思う。

何故、自分はヴァイオリンを弾くんだろう? 
時々考えるけれど、わからない。
「楽器ができるなんてすごい」と言われることがあるけれど、私は全然すごくない。
下手くそで、情けないばかり。

昨日も一人、練習室にこもって練習した。
とても疲れた。
ただ、言葉で表せない喜びがある。
音楽はまるで麻薬だと思う。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿