かなたんの更年期を楽しむブログ♪

ただいま 更年期真っ最中のアラフィフ女デス
自分のこだわり・思うコトなど
独断と偏見で言いたい放題綴ってマス 

母と桜の思い出①

2017年03月26日 09時55分16秒 | 

☝目黒川デス この写真は3年前くらいかな?

息子の大学の入学式が なぜか夕方の4時からだったので 

山手線の目黒で降りて目黒川を探索してから行きました

目黒駅からこの目黒川までが 少し分かりにくいんですよね~

だいたいの方はスマホがあるから大丈夫ですね

私はガラケーなので(月額2000円) 自分の野生の勘だけが頼りデス

運よく満開で ずーっとこの道続くんですよ

花びらで川もピンク色の場所もあったり

橋の真ん中で こんな写真がとれたり なかなかのスポットです

東横線の中目黒まで歩きましたが なかなか有意義な時間でした

今週は いよいよお花見シーズン到来

・・・でも あまりにも寒いから桜が満開とか ちょっとムリかな・・・

ソメイヨシノは やっぱりキレイですね

一年に1回しか見れないこのシーズン 私は大好きです

今週はもー桜ネタでバンバンいきたいと思います

ワタクシ 桜を見たら また1年頑張れそう~なんてくらいお花見大好きなのですが

10年以上前に他界した私の母が

その年の初めに 余命2カ月の癌であることが発覚しまして

父の強い希望で告知せず ということで本人には癌ということを隠しておりました

母は胃がんで幽門(十二指腸潰瘍へ続く部分)が、腫瘍で塞がれて下へ降りなくなってしまったので

最後に食べる楽しみを・・ということで胃と十二指腸をつなぐバイパス手術を致しました

その手術で治ったと思い込んだ(というか思い込ませた)母は とっても喜び

桜が満開の頃、退院し 私は 母に最期のお花見をさせてあげたいと 車で町じゅうの

桜並木を走って回りました

「おかーさん ほら桜だよ」と盛んに母に言いましたが 母は病気が治った喜びで

外の景色なんてどーでもよく

「来年みるからいいよ」 なんていって ろくに車窓を眺めませんでした

「来年は見れないよ~」なんて思っても言うこと出来ずに帰りましたが

告知しないという選択は いまどき珍しいと思います

結局 本人は 気づきます さすがに・・・当たり前ですが・・

それでも 治ったと思って生活していたわずかの時間は ホントに生き生きとしていました

そのあとで 奈落の底に突き落とされるわけですが

母はとても頑固な人だったので 助からないと分かれば すべての治療を拒んだと思うし

私たちも死ぬという前提での接し方を どうしていいか 難しかったかもしれません

1%でも助かる望みがあれば告知しても・・と思いますが もー絶対に無理ですとなると

なかなか難しいので 「もーほとんどバレてるんだから 言ったほうが・・・」と

いう私たち子供の意見をつっぱね続け「人間は生きる望みを失ったらおしまいです!」と最後まで頑なに

告知を拒んだ父の選択は・・まぁ 間違ってなかったかも・・とも思います

母は一時期私に何度か 何か先生から聞いてないか、と詰めよってきましたが

私があんまり 能天気なので「この子は何にも知らないみたいね・・」と思ったらしく

それだけに

「命拾いしたと思ったのに やっぱりダメだったよ」なんてボソッと

自分のキモチを私に伝えてくれました

残りの命で母がしたことは押入れの整理でした 

父の衣服の在庫の仕分け それが人生最後のお仕事でした

告知されていたら もっと違うことしたかな?・・

気持ちガックリきてもっと早く逝っちゃったかな・・?

私が今そうなったら・・

何ができるかな?

運命に逆らって治療に専念するかな?

それとも最後の人生を楽しもうとするかな?

いろんなもの整理出来るかな?

でも。。ただただ怖くて 受容するまでに ものすごく苦しみそうな気がする・・

告知って タイミングがものすごく重要な問題だと思います

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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