ベスト8をかけてのパラグアイ戦は、120分を0‐0で戦い抜き、PK戦(3‐5)で惜敗。
一夜明け、岡田監督や選手のコメント、画像などが紙面やネットに掲載されています。
【MSN産経ニュースより抜粋】
5人目のキッカー、カルドソが決勝のゴールを決めると、歓喜の輪を抜けだし、1人のパラグアイ選手が駒野に駆け寄り、額をすりつけるようにして何かを語りかけた。自身4人目のキッカーとして落ち着いてゴール中央にPKを決めたアエドバルデスだった。おそらくスペイン語だったのだろう。駒野は何を言われているのか分からないはずだが、しきりにうなづいていた。気持ちは通じていたのだろう。
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(画像はPARAGUAY.comより転載)
後半から入って来たアエドバルデス選手は、駒野選手と対峙しせめぎ合いをしていた選手、いい奴だ、きっと似たような苦い経験を持ち、駒野選手に声がけしてくれたのであろう。
取材エリアを無言で通り過ぎた駒野選手をテレビで見たが、堂々と胸を張って帰って来い駒野選手。
チャーター便で羽田へ帰って来るならば、大声で激励に向かうつもりだったが、関空着らしい。(三敗見込んでの手配か・・・)
選手はよくがんばったし結果もベスト16、何より選手達が「ワクワクするチームだった」「世界で戦うために何が必要かを強く感じた」「力を出し切り、課題も見出した」等前向きなコメントが多く嬉しかった。
ただ一言、言いたくなるのがサッカーゲーム。
岡田監督は、PKの順番は「カンで決めた」と言ってました。
エッ、カンですか・・・。
120分に亘るゲームは死闘だったかも知れないが、ずばり凡戦でした。
ラウンド16、8ゲームの中で一番の面白みのないゲーム、当たらない距離でジャブだけ出してすぐクリンチ、だらだらラウンド終了、判定ドロー、経験値でパラグアイ勝利。
慎重な試合運びを選択せざる得ない両チームからは、単調な攻めで得点の匂いがしない。
FWの存在しないチーム、本来FWでない本田選手をワントップに置き、後半から岡崎、玉田選手のちびっ子FWを前線に投入。
攻撃のオプションが他に無い。
森本、矢野選手の活用などはなから考えていないよう、23名で戦うとしながらもカードを切るのが遅い。
PKの順番は「カンで決めた」
J1見ているスカウティングなら、普段PK蹴ってる憲剛、玉田が常等、駒野選手は明らかに疲弊していた、最後に指揮官のカンが外れたでは、寂しい終戦だ。
さてここからがなかなか到達出来ない本当のワールドカップ、アルゼンチン応援で楽しませていただきます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/78/388ba3654c1752a7e3b68734ed3cef74.jpg)
(2006.ハンブルグにて)