仮眠の後、ほぼ休み無で歩き続けたためか、
大天井の急登で急に身体がギクシャクして動きづらくなり、
同行者に山頂へ先行してもらった。
(大天井ケ岳を越えた辺りから見る山上ケ岳。)
空腹ではいけないと思い出発前に軽く補給してきたのだけれど、
どうやらシャリバテらしい、血糖値が急降下しているよう?
ザックを下ろしてチョコレート2辺を口に入れて歩き出すと
みるみる元気な感覚がよみがえってきた。
(女人結界門の女の文字は無理やり削りとられている。)
山頂に着くころにはすっかり回復していたが、食料もお腹に
充分満たしておいた。山上ケ岳迄の道も大きな登り降りもなく、
明るい樹林の中、気持ち良い歩きやすい道が続いている。
(山上ケ岳への登り。)
近いと思った山上ケ岳は樹林の合間から時折見え隠れするのだが
その姿がなかなか大きくならず、結界を過ぎてからも充分歩き以外に
遠かった。
(みごとに紅葉しているもみじ。)
山頂近くなってくると他の山とは違い、大きな神社の様相となってくる。
(岩に張り付いている苔も立派で美しい。)
夏の間はかなり沢山の人々が修行のために上ってくるのを
思わせるような広大な宿坊が立ち並んでいる。
(なかなか近づいてこない山上ケ岳。)
山頂の広い境内からつぎの大普賢岳が遠望できるが、
こりゃまた遠そうで軽くげんなりしてしまう。
(山腹も紅葉がすすんでいる。)
秋らしい清々しい晴天のもと次の目標をながめながら
お腹に食料をためこむ。
(山頂が近づき神社らしくなってくる。)
季節が良かったのだろうけれど樹木の多い山だけあって
縦走路付近の木々は尽く紅葉しており、それはもう美しいのです。
(行場で有名な「西の覗き」)
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