2015.03.25
10年間続いたアウトドアマイスター重廣恒夫さんのロッジトレッキングスクールも今回が最終回となり、参加のお客様が14人と大人数での沢の遡行となった。
今年一年はほぼ毎回ロープでの確保が必要な場面も出てくる少し難易度の高い内容になっているが、今日もさらに難しく今までの集大成的なものになるのに間違いないと参加者全員が肝に銘じ山行はスタートした。
クライミング装備で身を固めて、いざ入渓。
和紙の原料になるコウゾの花が満開で綺麗でした。
出てくる滝は基本高巻きでクリアするが危ない道が多い。
「これでも六甲かぁ?!」というぐらいに大小の滝が次から次に現れる。
足場の悪い沢筋の道をどんどんつめていく。
高巻(難路)ではを登るときよりも降りる時の方が難しいことが多い。
手を下げて足元をよく見ましょう。
沢の右岸へ左岸へと幾度となく渡渉を繰り返す。
本日の一番大きな西山谷大滝が見えてきた。
西山谷大滝右岸をロープで確保してもらいながら一人ずつ登りあがる。
お昼休憩の後も小さな滝、渡渉が連続する。
天然ワサビが群落で自生していた。
「え~この滝も登るの~?!」
稜線に近いところまできているけど簡単クライミングが続く。
最後の最後に藪こぎっぽい。
イバラの棘が皮膚や衣類にひっかかって痛~い。
ここを越えて本日の遡行は終わりました。
この一年は六甲の「あまり人の入って無い…入りにくいコース」に連れていって頂き、時にはロープを出してクライミング、はたまた藪こぎから真っ暗になるまでのロングコースだったりと、それまでのトレッキングスクールよりもレベルアップした内容でお客様の満足度も毎回最高潮に達するものでした。
山での遭難を少しでも少なくするための読図であったり危険回避の秘訣だったりと先生の豊富な実経験に裏打ちされた話し口で優しく何度も何度も、時には厳しくと参加されているお客様第一に御尽力いただけました。
重廣先生、10年間どうもありがとうございました。
投稿者:京都店 織田
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