犬はゴミではありません先週、数件の入園を前提にした電話相談がありました。
内容は
咬みつきで「こんな危険な犬」吠えるので「近所迷惑」こんな犬とは生活できない。
問題が解消できなければ、里親で欲しい人がいれば、なければ役所へと考えている。
でも、なんとかなるのなら......
犬種はチワワ、ダックス、柴、...
年齢は3歳、4歳....
普段は飼主に従順な犬であったはず。
何年もご苦労されたのでしょう。勉強もされ、訓練士による訓練も
でも攻撃性が高く、飼主や散歩中に他人・犬にもガブリ
成犬や大型犬は園内でお勉強するのは危険なので犬を見て判断するが入園は認められないこともある
ことを了解してくださいと伝えると
「じゃ、いらないからどう処分すればいいの?」と極端な言葉
「終生飼育に努力します。また話を聞いてくれますか?」という方も
犬幼稚園 Buddy Dogではこのようなケースでは
おともだちの安全を確保することを最優先するので無力にならざるを得ないことをお許しいただきたいと思います。
犬幼稚園の園長ではなく犬好きの個人でお手伝いできれば幸いです。
社会性を高めること以上に、幼犬時に咬みつきの抑制を教えることの重要性を改めて感じます。
じゃれあいの中で万一、歯が相手の皮膚と接触するようなことがあっても、抑制された咬みつきだったら、ケガをさせても大ケガにはなりません。
咬みつきの抑制はとても重要です。
あなたが思うように愛犬にしつけができたとしたら・・・・
「名前を呼んだら、クルっと振り返って、こちらに走って来る」
「散歩中は、吠えずにおとなしく足元を歩く」
「一人でおとなしくお留守番ができる」
「ちゃんとトイレで排泄できる」
「一緒に楽しく遊びたい」
「来客があっても吠えずに、おとなしくしている」
何だか楽しくなってきますね!
『犬の社会性』を身につけることが、将来に良い子になる秘訣。
これは何を意味するのでしょうか?
実は犬が社会性を身につけるベストな時期は生後3ヶ月~6ヶ月くらいまでと言われています。
この時期に、より多くの体験・経験・学習をすることで、今後の犬との生活が決まると言っても過言
ではありません。
柔軟性の高い仔犬のうちから様々な刺激に慣れることで、より学習性が高く、知的水準の高い、臨機応
変な対応のできる犬に育つことが、動物行動学的にも立証されています。
当然、将来的に予測される問題行動も減ります。
また社会性を高めることで、人間社会でのマナーをきちんと身につけられるので、犬にとっても飼主に
とっても、ご近所の方にとっても、誰もが快適に暮らせる愛犬との生活を手に入れられるのです。
もちろん、犬は生涯学習し続けるので、成犬になったから手遅れという訳ではありません。
成犬になってからでも、社会性をつけていくことは十分可能ですが時間がかかります。
「三つ子の魂百までも」は、人間も犬も一緒なんですね。
<Marquee>

</Marquee>
