愛犬家が2000人集まる犬の幼稚園 BuddyDog

犬の幼稚園 Buddy Dogのようす

ブログ説明





特別なトレーニングをして何かを教えるというよりも、社会化を重視

吠える、噛むなどの問題行動が出る愛犬たちは、とても多いです。

ひどくしないためには、家庭に迎えてからすぐにでも、社会化の勉強を始める必要があります。

愛犬の問題行動の原因は社会化不足と飼主さんの無知・無関心や誤ったしつけだと思います。

問題の原因を理解し、それに対してどう接したら良いかを指導し、飼主さんが自らできるようにする。

多くは犬を甘やかし飼主が犯してしまった間違いを見つけ、愛犬とうまくつき合えるようにすることです。

それが犬幼稚園 Buddy Dogのしつけ方です。

園長が飼主として、一番にこころがけていること、それは、他人に迷惑をかけないことです。

犬が好き、苦手、どっちでもない、すべての人に、犬がいることで、できるだけ迷惑をかけないことです。

そのために「社会化」「しつけ方」は絶対に必要です。

●発情中のストレス

2009-09-05 20:06:21 | 出産
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いろいろな面で発情中は特にストレスがたまります。

それは人間により本能を押さえられてしまうことをはじめ、もしくは交配適期でないときににおいをかぎつ
けた雄犬が異様に近づいてきたり、
いつも行っている散歩にあまり行けなかったりと、ストレスの原因はたくさんあります。

できる限りそのストレスをなくしてあげるために、飼い主さんが家の中でストレスを発散させてあげることも大事です。

たくさん遊んであげることはもちろん、その子が興味を持つようなことをしてあげたり、生活に少し変化をつけたりと工夫をしてみましょう。

ただしその時に必要以上に甘やかしてしまうと、その後わがままになってしまう可能性があるので注意しましょう。

発情は動物としての本能から起こる、ごく自然なことです。

それを無理に止めたり抑制したりすることは、いくら飼主だからとはいえ犬にストレスを与えてしまうだけのような気がしますが、
そうしないとケンカや事故を起こすことにもなりかねません。

本能から起こる行動を止めさせるよりも、どうしたら発情中もその子が快適に暮らせるのかを考えることも大事です。

そのためにいろいろ工夫してあげるのも、飼主さんの責任ではないかと思います。



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●発情中に注意すること

2009-09-05 19:56:31 | 出産
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発情中の散歩には十分な注意が必要です。

発情中の雌犬のにおいに雄犬は敏感に反応するので、追い掛け回されたりケンカに巻き込まれたりすることがあるかもしれません。

交配適期であれば雌犬のほうも受け入れ態勢ができているので、目を離した隙に交尾をする可能性もゼロではありません。

前述のようにオシッコの中には発情を知らせるフェロモンが含まれているので、雄犬を近くに寄らせないためにも
散歩といえどもあちこちにおしっこをさせないほうがいいかもしれません。

発情の時期には生理用のパンツをはかせると、オシッコを残さないし散歩をしている周りの飼主さんにも「この子は発情中です」と知らせることができます。

ただし、オシッコの中だけにフェロモンが含まれているわけではないので、発情中は犬が多く集まる場所やその時間に散歩をさせないほうが無難です。

いったん雌犬のにおいに気づいた雄犬をコントロールするのは大変です。

発情の時期に限っては「普段は大丈夫だから…」という言葉は禁句なのです。

飼主さん同士がお互い嫌な思いをしないためにも、マナーを守りましょう。



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●発情期中の体の変化

2009-09-05 19:49:19 | 出産
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毛づやがよくなり外陰部が通常の2~3倍に膨らみます。

発情期は基本的に抵抗力が弱くなるため、菌の感染にもかかりやすくなります。

そのため病気になりがちになるので健康管理に注意が必要です。

なお、発情終了後に妊娠していないのに、乳頭が大きくなったり乳汁が分泌したり、時にはおなかが大きくなってくることがあります。

これはホルモン的な変化による「偽妊娠」と呼ばれるものです。

このような時期は妊娠しているような母性本能があらわれ、仔犬の代わりになるようなおもちゃを離さなかったり、時には食欲がなくなってしまうこともあります。

しかしその後3週間ほどすると自然にその兆候はなくなります。



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●雌犬の発情期中の行動

2009-09-05 19:42:14 | 出産
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発情の時期は雌犬は落ち着きがなくなりあちこちにオシッコをすることがあります。

いわゆる雄犬の“マーキング”のような行動です。

その時、オシッコの中には発情期に出るフェロモンが含まれているため、雄犬に自分の発情を教える本能的なアピールと考えられています。

発情で食欲がなくなったり、雄犬が同居でいる場合などは異常に追いかけ回されたりすることもあります。

発情前期においてはまだ雄犬を許容していないためそのような嫌なことをされるとストレスがたまることも多々あります。

またストレスは発情期の繁殖の本能を飼主から抑えられてしまうことからも起こります。



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●雌犬の発情

2009-09-05 19:33:29 | 出産
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発情という体の変化は雌犬だけにみられるものです。

基本的に、雄犬には明確な発情期はありません。

成犬になると、発情期の雌と出会えば雄犬も発情し、いつでも交尾可能です。

雄犬は一年中発情していて、発情期の雌犬から出るフェロモンに誘われ、その雌犬を追いかけまわす行動を見せます。

発情の期間は個体差があるもののおおよそ3週間程度で、その期間は「発情前期」と「発情期」に分かれます。

「発情前期」

「発情前期」は発情出血と呼ばれる出血がある期間を言います。

避妊手術をしない限り半年に一度ほどのサイクルで出血は繰り返されます。

年を取ってくるとホルモンのバランスが崩れてくるため、やがて出血がなくなってしまいます。

最初の発情は、小型犬では生後7~10カ月、中・大型犬で8~12カ月ごろに訪れ、
通常、年2回、6~7カ月周期でやってきます。

出血が始まって最初の4~5日間は雌犬は交尾に興味を示さず、近くに寄ってきた雄犬から逃げたり、
うなって噛みついたりすることもしばしばあります。

そして雌犬が雄犬を受け入れるようになる頃には出血も少なくなり、発情前期が終了します。

出血の期間は平均10日程度です。(実際3~17日間と幅があります)

いわゆる発情前期とは出血することをサインとして「発情が始まりますよ!」と知らせている時期だと
思ってください。

「発情期」

その後、出血がなくなった頃から始まるのが「発情期」です。

この時期は雄犬を許容し、さらに雌犬からもすすんで交尾をする時期で約7日~10日ほど続きます。

この時期に排卵が起こるため、雄犬と交尾をすると62日程度の妊娠期間を経て、出産します。

その時期を過ぎ、再び雄犬を許容しなくなると発情シーズンが終わります。



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