性格によって大きく異なる犬の行動パターン、あなたの飼い犬はどっち?
家を出る間際に飼い犬にすがりつかれたり、ほえられたりしてしまった経験を持つ飼い主は多いかと思いますが、それは犬との関係性の問題だけでなく、犬自身の性格によるものであるかもしれません。
前向きに物事を考える人を「ポジティブ」、どちらかというと悪い方へ物事を考える人を「ネガティブ」と言ったりしますが、そんな思考パターンの違いが犬の間にもあり、それによって行動がまったく変わってくるということが分かりました。
犬の中にも人間と同様にいつも最悪の事態を予想する悲観的なタイプが存在し、そのような子犬は問題行動を起こしがちなことが最新研究結果で明らかになった。
24頭の犬を対象にした研究成果は、生物学や生態学の学術誌「カレント・バイオロジー」に発表された。
http://www.cell.com/current-biology/
研究で犬は部屋の1カ所に空の皿があり、もう1カ所に餌の入った皿があることを期待するよう訓練される。
餌の入った皿が別の場所に置かれると、その皿に走っていく犬もいる一方で、全く無視する犬もいた。
研究者によれば、これは犬によって抱く期待が異なることを示している。
すぐに皿の方に行かなかった悲観的な犬は、1頭になると家具を壊したり、室内で用を足したりするなどの問題行動も起こした。
英ブリストル大学で動物行動学を研究するエミリー・ブラックウェル氏によると、犬の約3分の1に分離不安があるにもかかわらず、治療を受けているのは最悪のケースだけだという。
飼主の多くは「犬が飼主に置いて行かれることによって、排せつしたり、ほえたり、また家中の物を壊したりする問題行動をすることで仕返しをしようとしていると考えており、犬が不安だと言うことを理解していない」と語った。
http://www.vetschool.bris.ac.uk/research/abw/behavclinic/behavclinicteam.html
ブラックウェル氏の以前の研究によると、犬の種類と問題行動に関連性はない。
問題行動を起こす犬は、仔犬の時期に1頭になるのは不安になるようなことではない、ということを知る訓練を受けなかったためという。
同氏は、どのように行動するかを犬に知らしめる社会化訓練は仔犬の時期に行うのが最適だとしている。
『犬の社会性』を身につけることが、将来に良い子になる秘訣。
「三つ子の魂百までも」は、人間も犬も一緒なんですね。
【犬幼稚園 Buddy Dog】
愛犬は我々の生活の重要なファクターとして、身近な存在となっています。
しかし、社会性不足のため問題行動犬も多数、それを解決するための犬幼稚園!!
“人と愛犬の幸せなライフスタイルを提案”する犬幼稚園 Buddy Dog
入園・ペットホテル見学会の予定