
ドッグフードは、シャンプーと同様に添加物の表示義務はありません。
ただし、外国産のフードはきっちりと表示されています。国内でリパックされたものはそうでもない。
そればかりでなく、内臓等副産物や病気で死んだ動物の肉まで使われています。
抗生物質や成長ホルモンを投与して育てられた動物、残留農薬のある植物・穀物で作られた飼料を食べて育った動物の肉。
これらががドッグフードの原料となっているのです。
余談ですが。
ここ10年で日本人の体格は見違えるほど良くなりました。
身長は伸び、足は長く、また女性であれば胸部が豊かになりました。
これらの理由としては、よく欧米風な食事になったことがあげられます。
欧米風の食事というと肉料理です。
ドッグフードの原料と同様抗生物質や成長ホルモンを投与して育てられた動物の肉です。
その肉に含まれる成長ホルモンの副作用により体格が良くなったのです。
それなら副作用ではなく副効用では、とお思いになるかもしれませんね。
問題は目に見えない部分への影響なのです。
どのような悪影響がでるのか予測出来ないと医師は言います。
ドッグフードには予測できない危険性のある肉の使用に加え、副産物や病死した動物の肉まで使われています。
また、海外からの輸入フードはくん蒸してあるものもあります。
農産物はくん蒸することが義務付けられていますが、加工物はしなくてもいいことになっています。
ですが、ドッグフード等人間以外が食するものは業者の判断に委ねられるわけです。
よく騙されるのが「無添加」という表示です。
これはドッグフード、人間の食するもの問わずなのですが、「*****無添加」というのは製造過程で混入していないということなのです。
その原料自体に添加物が入っていても、製造時に添加しなければ「無添加」という表示が出来るのです。
似たようなものに「無香料」という表示がありますが、これは香料が入っていないという意味ではありません。
わざわざ香りは付けていないけれど、原料の臭いを消すためのものは入っているということです。
でも、全てのドッグフードがこのようなものではありません。
人間の食品基準をクリアしていない材料は使用せず、もちろん、副産物や病死した動物の肉類が混ざっていることもないフードもあります。
以上のこともあり安価なフードは非常に危険であると思わざるを得ないのです。
