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米国でペットフードを食べた犬や猫が腎臓障害を起こし、これまでにメーカーが確認しているだけで猫15匹と犬1匹が亡くなり、具合が悪くなったとの報告は数千件に及ぶ。。
先月中旬にメーカーが自主回収を発表して以来、対象商品が他のメーカーにも拡大し、飼い主に混乱を引き起こしている。
現在、被害者が訴訟を起こしている。
日本ペットフード工業会では、日本ではペットの健康被害の報告もなく、自主回収の対象となった商品は日本では流通していないと思われるとしている。
同工業会は、米ペットフード会社の日本法人が輸入している商品について確認を求めたところ、アイムズ・ジャパン、レッドハート、日本ヒルズ・コルゲートの関連3社は全てロット番号などから「リコールに該当する商品がない」とWeb上で発表し、「日本では問題の商品は流通していないと思われる」と述べた。
しかし、ペットフードの輸入は原則自由となっており、並行輸入した日本の業者については同工業会でも「100%確認できない」としており、「心当たりがある人は、輸入した商社やメーカーに問い合わせをしたほうがよい」と警告している。
USA Today紙によると、問題のペットーフードを製造していたのはカナダのMenu Foodsで、米国内の2工場で昨年12月3日から今年の3月6日の間に作られた約6000万個の大量の缶詰をリコールすると先月16日に発表した。
このメーカーは主に高級品として「ナチュラルなウェット型」ペットーフードを、米メーカーや小売大手におよそ100のブランド名で出荷していた。
影響を受けたのはWal-MartとSafewayのストアブランド製品の他、ペットフード有名ブランドのIams、Eukanuba、Science Diet、Nutroの製品の一部もMenu Foodsが製造した。
FDA米食品医薬品局は先月30日、回収されたペットフードで使用された中国産の小麦グルテンからプラスチック原料となる化合物「メラミン」を検出したと発表した。
これを受けて、自主回収は同じ中国産グルテンを同じ業者から輸入していた大手ペットフード会社3社Hilll’s Pet Nutrition、Nestle Purina PetCare、Del Monte Pet Productsにも拡大した。
中国からの輸入業者ChemNutraは3日、輸入したグルテンを回収すると発表、ペットフード会社以外のヒト用の食品会社には納入していないとAP通信に語った。
FDAは、検出されたメラミンが死亡原因とは断定していない。
また、ニューヨーク州の保健衛生当局が先月23日、回収缶詰からネズミ駆除剤の毒物を検出したと発表したが、FDAはこれを確認できなかった、としている。
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