阪神タイガースとイースタンとにゃった?

タイトル通りじゃなくなっている今日この頃

2月5日 宜野座キャンプレポ(今さら) その3 サイン会の巻

2005-02-25 16:32:39 | 阪神とわたし?
お昼休みを使ってのサイン会は、10時に配布した整理券を持つ中学生以下の200名限定というもの。

中学生時代がはるか昔になってしまったわたくしにサインをもらえる資格がなかったのですが、近くで選手が見れるかも・・・・と、
球場入り口に設置されたサイン会場へ行ってみました。
すると既に大勢の人垣が。
「あぁ、写真でも撮ろうかと思ったけどこりゃ、無理だ。」
退散しようとしたら・・・・

ダダダダッダダー

凄い勢いで押し出され(こういうときに将棋倒しって起こるんだと実感)どういうわけか金本選手の目の前にいました。

その場を離れようとも身動きがとれなそうだったので、まぁ・・・いっか。と、デジカメのシャッターを押していました。

そういう状況に慣れているんでしょう選手方々は、周りの喧騒お構い無しでマイペースにサインをこなしていきます。

どうにかして選手に近づきたいファン。
サインのついでにカメラに収まろうとして立ち止まるこども。
なんとか道を作ろうとする球場関係者。
いい画を撮ろうと強引に近づき、カメラを振り回すマスコミ。
(「○○○放送さん、あなた方だけですよ!危ないから外れてください!!」と名出しで怒られていた放送局さんも)
それを注意する職員。

ものすごい光景のなかにわたしは居るんだな・・・
なんだかテレビ画面を通してみているような錯覚に陥りました。


しかし、なんだかんだ言っても、大好きな選手からサインをもらえたこどもは嬉しいでしょう。
きっと、おとなになってからも大事な記念品として残る筈です。
ただ、付き添うおとなたちがこどもに、何枚ものサインを頼むのはどうなんでしょう?
わたしのも!わたしのももらっておいて!!と頼まれて仕方なくなのかもしれませんがね

ひとりのこどもに何枚ものサイン色紙を出されたアニキは

「これも?またかくの?」
渋い顔を一瞬しましたが、しょーがないなーっはっはっは。とおとなの対応をしていました。

そんなとき、アニキの列が途切れてしまい
球場の職員の方が(多分、宜野座村の役場の方かと)

「えーー、矢野選手の整理券持ってる人!?こっちにきてくださーい!!!」
矢野選手はこっちですよ!!!いませんかー????」

アニキの肩をポンポンとしながら声を上げています。
硬直する金本アニキ・・・・
そして・・・
マンガのようにくるっとアニキの方に顔を向けた選手会長。
目を真ん丸くしたと思ったら、三日月おめめの笑顔でなにやら言っていました。

その笑顔をカメラに収めることはできませんでしたが、こちらまで微笑ましくなりました。

ようやく間違いに気づいた職員の方は
「あ、すみませ~ん。金本選手ですね。
             はーい!金本選手はこちらですよー!ハハハハー」
明るく訂正されていました。

そんな様子を押しもまれながら見つめていました。
そして時間となり、整理券がすべて回収されないままサイン会は終わり、桧山選手と今岡選手は席を立っていきましたが、赤星選手と金本選手は席をたつことなくサインに応じていました。

まぁ、律儀な・・・・そこまですることないのに・・・
ちゃんとサインは1枚のみ!とか指定指示しないとダメなんでしょうかねぇ。


いろいろ考えさせられたわたくしは、球場を出、サブグラウンド脇で販売していたソフトクリームを買いに歩き出しました・・・(これがウマーなんです)