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彼女は、お嬢様で美人でとても優しい、頭の回転が早く、一緒にいてとても楽しい人だった。
一人暮らしの私の部屋へ早朝突然やってきたことがあって、話を聞くと、当時付き合っていた彼氏と一緒に眠っていて、寝言に自分ではない女性の名前を言われて、怒って彼氏の部屋を飛び出して来たという。

その純粋さと結局はその彼氏と出来ちゃった結婚をしたのだから、まあ、いいもんだ。

彼女のお陰で、実は今の私がある。

彼女の何気ない一言で、私が悶々としていた自意識過剰というか、大学になじめない自分、人に対して何も言えない自分から脱することができた。
彼女の優しい一言で、言葉の力をもらって、今、言葉で人生を変えることができる、ということを若者たちへ伝える機会をもっている。

縁だ。

どうしようもない時に彼女に会えて青春を楽しむことができて、幸せだった。

少々悪いこともその時代にやったからこそ、青春をテーマにいくらでも話すことができる。
彼女に想い出話を兼ねて、お礼を言いたい。

会いたいなあ。
感謝