喧嘩しても家族はいいなあ

昨日の朝、朝食が気に入らないとふてくされている息子を叱り、その様子を昨日のブログに記録した。
子育てでは、本気になって取り組んでいると自負し、息子は素直にすくすく育っているとちょっと安心していた自信が、崩れてしまっていた。

子育ては一生なのだと改めて考え、余り熱くなり過ぎないようにと反省をしていた。
夕方になって、空腹に耐え兼ねなかった息子は、冷凍庫からピザを出して、食べて感情が少しおさまったらしい。
TVの面白番組を観ながら大声で笑い、8時ごろには、そのTV内容を報告してくるようになった。

仕事部屋で仕事をしていた私は、ずっと聴いて、たまに休みながら、10時ごろに仕事を終える。
夕食を作るが、自分は梅干とのりと作りおきのポテトサラダ、息子は、昨晩のマーボー豆腐とポテトサラダというメニューでも食べると言うので、温めて二人で食べた。

息子と冷静に話すと、「好き嫌いの本音を言ってなぜ悪い」という。
私は、「本音はいい。しかし、相手への思いやりの気持ちが一切伝わらないから、激怒したのだ」と伝える。

インフルエンザで学級閉鎖になって、「1日中パジャマでゴロゴロし、家の手伝いを一切しないで文句ばかり言うような男になってほしくない」と伝える。

嵐が去っていつものように話し合う母と子になって、良かったなあと思いつつ、子育ては、生半可な事業ではないな、といろいろ考えさせられる。

思春期になって、自我が拡大していくのも成長だ。しかし、しっかりとコミュニケーションをとっていかないと、家庭が安心してくつろげる場にならない危険性が出てくる。

立派にならなくても、相手を思いやり感謝の気持ちを忘れず、自分の頭で考えて行動する人間に、息子になってほしい、と伝え続けよう。

感謝